シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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生産システム工学 | 2024 | 後期 | 火5 | 理工学部 | 谷水 義隆 | タニミズ ヨシタカ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-MM3-4C22
履修条件・関連科目等
材料加工学、工作機械学、設計システム工学を履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、製造企業におけるものづくり活動を経営と管理の観点から論ずる。ここでは、19世紀末から現代にいたる生産システムの変遷と、各時代背景に基づく種々の最適化手法について解説する。
科目目的
本講義の対象として、科学的管理手法から、資材調達、在庫管理、生産計画・指示、生産スケジューリングまでの基本活動を取り上げ、各活動における最適化の理論や計算方法について、事例や課題を用いて理解を促すことを目的とする。
到達目標
本講義の受講により、製造企業におけるものづくり活動を経営と管理の観点から、その枠組みや基礎的な方法論について理解することを目標とする。また、ものづくりで活用される基礎的な生産管理手法と種々の組合せ最適化手法を習得することを目標とする。
授業計画と内容
第1回:生産システム工学概論
第2回:19世紀末の科学的管理手法
第3回:連続生産の管理手法
第4回:在庫管理
第5回:資材所要量計画
第6回:トヨタ生産方式1(自働化、ジャストインタイム、かんばん)
第7回:トヨタ生産方式2(平準化生産)
第8回:生産システムの発展
第9回:生産管理システム
第10回:製造実行システム
第11回:スケジューリング手法1(列挙法・ジョンソン法)
第12回:スケジューリング手法2(分枝限定法)
第13回:スケジューリング手法3(ディスパッチングルール)
第14回:到達度確認および総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 科学的管理手法から、資材調達、在庫管理、生産計画・指示、生産スケジューリングまでの基礎知識を理解した上で、各活動における最適化の理論や計算方法を習得し、正しく活用できるかどうかを評価します。 |
平常点 | 40 | 毎回の授業の出席・受講態度、小テストの成績を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業中に respon を使います。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:なし(配布資料)
参考文献:
本位田光重、皆川健太郎「生産工学-ものづくりマネジメント工学-」コロナ社 2000年発行 ¥2,300-
人見勝人「生産システム工学」第5版 2009年発行 共立出版 ¥3,300- など
その他特記事項
参考URL
https://www.f.waseda.jp/tanimizu/lab/index.html