シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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精密機械工学概論 | 2024 | 前期 | 木4 | 理工学部 | 石井 慶子、奥井 学、辻 知章、梅田 和昇、大隅 久、鈴木 教和、鈴木 宏明、戸井 武司、土肥 徹次 | イシイ ケイコ、オクイ マナブ、ツジ トモアキ、ウメダ カズノリ、オオスミ ヒサシ、スズキ ノリカズ、スズキ ヒロアキ、トイ タケシ、ドヒ テツジ 他 | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-ON1-4A09
履修条件・関連科目等
この科目は、あなたが目指す精密機械のイメージ形成と本学科教員のいろいろな工学分野における研究活動の紹介であるので、特に前提知識を必要としないが、好奇の目をもって受講して欲しい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
① 精密機械工学とは何か? その現状と将来ビジョンについて歴史的、大局的さらには多面的な観点から学習する。
② 精密機械工学科の各研究室で行われている先端的研究について、各担当教員の体験に基づいた説明から学ぶ。
科目目的
この科目の目的は、履修生(新入生)の大学生活における学習意欲を燃え上がらせ、勉学に対する目的意識の育成に役立てることである。
到達目標
機械、精密機械、メカトロニクス、エコ・プロセスなどの工学、技術、産業についての理解を深め、これらの基礎を学習するための心構えと目的意識を明確化する。
授業計画と内容
精密機械工学の研究の進め方にはいろいろな手法がある。数学や物理学など自然科学の法則を使って、現象を詳しく解析することで人工物を「最適設計」する手法、自然の法則性に関するいろいろな情報を総合して人と社会に有用な人工物を「創造設計」する手法、人と社会と地球環境に対して人工物を最適に「生産設計」する手法などがある。そのそれぞれに理論的および実験的研究手法があり、またコンピュータによる計算、制御、シミュレーションは全てに共通した研究手段である。
本年度の精密機械工学科には、以下のような専任教員が担当する研究室があり、そこでは地球規模で社会が必要としている先端的研究が行われている。これら専任教員が担当する専門講義科目の精密機械工学における位置付けと、それぞれの研究分野について説明、紹介する。授業は,1回1研究室が担当し,研究室の専攻分野とそれに関連する精密機械工学科の講義科目の説明が行われる.
第1回 計算材料力学(辻 知章 教授)
第2回 ナノバイオモデリング(鈴木宏明 教授)
第3回 熱エネルギーシステム(松本浩二 教授)
第4回 マイクロシステム(土肥徹次 教授)
第5回 材料強度物性学(米津明生 教授)
第6回 音響システム(戸井武司 教授)
第7回 知的計測システム(梅田和昇 教授,サーサク・パトハック 助教)
第8回 熱流体工学(石井慶子 准教授)
第9回 ロボット工学(大隅 久 教授,濱崎峻資 助教)
第10回 マイクロ・ナノロボティクス(早川 健 准教授)
第11回 デジタル生産工学(鈴木教和 教授)
第12回 バイオロボティクス・メカトロニクス(中村太郎 教授)
第13回 生産情報システム(奥井 学 准教授)
第14回 人支援知能ロボティクス(新妻実保子 教授)
注)講義の順番は若干の変更がある可能性がある.
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業の後、課された課題をレポートにまとめながら,関連する研究分野についてネットなどで検索し、理解を深めておく。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 授業を担当した教員の評価を集計 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業を担当した教員の評価を集計して、平均点を総合評価とする。総合評価に基づいて学習の到達度を判定し、60%以上の到達度をもって合格とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しない。授業支援システムmanaba上での授業資料の公開やレジュメ等の配布資料(教員によって異なる)で代替する。
その他特記事項
全学授業支援システムmanaba 内の小テストやレポート、あるいはresponを授業で利用する場合があるので、manabaの利用ならびにresponのインストールと初期設定をしておくこと。
なお、授業時間外の質問にはmanaba 内のスレッドが利用できる。