シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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応用化学実験3 | 2024 | 後期複数 | 月3,月4 | 理工学部 | 村瀬 和典 | ムラセ カズオ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-ON3-6A09
履修条件・関連科目等
基礎化学工学(流熱プロセス工学),化学情報処理,化学工学1(拡散プロセス工学),化学工学演習の履修を前提とします。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
必須科目である基礎化学工学(流熱プロセス工学),選択必須科目である化学工学1(拡散プロセス工学),化学工学2、選択科目の化学工学3、微粒子工学の講義で学んだ基礎理論を12の実験テーマを通して実験を行い、理論および測定法を習得する。
科目目的
化学工学で基礎となる重要な単位操作の原理と操作方法および必要な計算手法を実験をとおして学ぶ。
到達目標
基礎化学工学,化学情報処理,化学工学1,化学工学2で学んだ内容について、実験を通して基礎原理および測定手法を学ぶ。
授業計画と内容
実験は各班に分かれ、1日に1テーマずつ全テーマの実験を実施し、実験ごとにレポートを提出し、レポートの指導を受ける。
第1回 実験のガイダンスと安全講習
第2回 実験1: 流量測定
第3回 実験2: 円管内の圧力損失と流量測定
第4回 実験3: 金属内熱伝導
第5回 実験4: 円管内の対流伝熱係数
第6回 実験5: 蒸留
第7回 実験6: 吸着
第8回 実験7: 高圧流体
第9回 実験8: フォトクロミズムを利用した光化学反応速度の測定
第10回 実験9: パルス応答法を用いた反応器内の混合状態の解析
第11回 実験10: ガス吸収
第12回 実験11: 粒度測定
第13回 実験12: レポート指導,予備演習
第14回 到達度確認(各実験テーマの基礎理論の到達度を評価)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
実験実施前に実験テキストをよく熟読し、実験の理論と方法を理解して実験ノートにまとめる。課題がある場合には実験開始までに課題を行っておく。実験終了後、実験結果の整理と提出レポートを作成する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 20 | 各実験テーマにおける測定原理の習得度を評価する。 |
レポート | 60 | テーマごとの予習ノートおよび実験結果のレポートを総合的に評価する。 |
平常点 | 20 | 予習ノート,実験中の態度,出欠を総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
すべての実験に出席し,予習レポート,実験レポートをすべてmanaba上に,決められた期限までに提出する。
公欠と認められた場合は補講実験を行うことができる。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
EXCELを用いて測定結果のデータ整理を行う。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
・応用化学実験3テキスト(ガイダンス時に配布)
参考書
・橋本健治,ベーシック化学工学(増補版),化学同人(2020),ISBN978-4-7598-2047-8
・東畑平一郎他,化学工学実験,産業図書(1960),ISBN4-7828-2508-0
・化学工学会編,化学工学便覧(改訂七版),丸善(2011),ISBN978-621-08388-8
・化学工学会編,化学工学(改訂第3版),朝倉書店(2008),ISBN978-4-254-25033-6
・伊東章他,Excelで気軽に化学工学,丸善(2006),ISBN978-4-621-07785-6
その他特記事項
原則として、すべての実験テーマについて、実験の実施と実験レポートの提出、レポートの合格が単位取得の条件である。