シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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卒業研究Ⅱ | 2024 | 後期 | 他 | 理工学部 | 田中 秀樹 | タナカ ヒデキ | 4年次配当 | 3 |
科目ナンバー
SE-AC4-6A92
履修条件・関連科目等
卒業研究の履修要件を満たした者。卒業研究は4年間の集大成として位置づけられた重要科目なので、3年次までの基礎科目をしっかりと復習し、意欲的に打ち込むこと。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
これまで履修した講義科目と実験科目は、すでに整理・体系化された学問の成果を知識や技術として学び、身につけることを目的としていた。それに対し、「卒業研究」では応用化学科のいずれかの研究室に所属し、特定の専門分野について、まず基幹研究を充分に理解した上で、先端研究と最新動向の調査、さらには新規研究テーマの企画立案とそれに基づいた研究を行う。 卒業研究最終報告書、卒業研究発表会での発表、卒論の提出は必須である。
科目目的
卒業研究では、各研究室に分かれて応用化学の専門知識を深く学習するとともに、先進的な研究を行うための方法論と技術を学び、さらには専門分野の最新の研究動向などを幅広く調査し、系統的にまとめる。また、応用化学に関する課題について研究計画を立て、実験を行い、結果を分析することを通して、応用化学に関する実際の問題を議論、解決できる力量を養う。それらにより、大学院でさらに高度な研究を行うための基礎力、あるいは企業で専門職として活動するための基礎力を身につけることを目的とする。
到達目標
・ナノ材料に関する課題を議論し、実験的に解決する方法を提案し、実際の実験を行うことができる。
・ナノ材料分野の最新の研究動向などを幅広く調査し、系統的にまとめることができる。
授業計画と内容
履修にあたっては、3年次12月上旬に開催される配属説明会への出席、および2月下旬に行われる配属プロセスへの参加が必須となる。また卒業研究は3年次3月から開始となる。卒業研究履修制限者は4年次に卒業研究を履修することはできない。
受講生は、卒業研究の一環として授業期間内に原則毎週実施される研究室セミナーに主体的に参加する必要がある。
そこでは以下の三つの内容について、それぞれ5回にわたって授業を行う。(全14回)
1.教員による論文紹介:読み方のポイントなどについて解説を加えつつ、最新の知識を紹介する。
2.学生による論文紹介:注目に値する論文をサーべーし、それを読み、その内容を理解するとともに、それを紹介する。毎回、2-3名の学生が担当する。
3.研究進捗紹介:自分の研究成果をまとめ、その得られた結果の解釈と、以降の研究の進み方を発表する。毎回、2-3名の学生が発表する。
これらの授業に参加するだけでなく、卒業研究においては、当初の研究方針に従って、自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果をプレゼンテーションするという一連の作業を能動的に行うことが求められる。
ナノ物理化学研究室における最近の研究テーマおよび今後想定される研究テーマの例は次の通り。
・ 熱電材料へのナノ材料の応用
・銅ナノ粒子の触媒反応への応用
履修にあたっては、3年次11月下旬に開催される配属説明会への出席、および2月下旬に行われる配属プロセスへの参加が必須となる。卒業研究履修制限者は4年次に卒業研究を履修することはできない。
受講生は、卒業研究の一環として授業期間内に原則毎週実施される研究室セミナー等に主体的に参加する必要がある。そこで実施する授業内容は概ね以下の通りである。
第1回 イントロダクション
第2回 卒業研究の方法
第3回 プレゼンテーション技法
第4回 文献調査の方法
第5回 研究テーマ再検討
第6回 ゼミによる発表
第7回 ゼミによる討論
第8回 研究進捗中間発表
第9回 研究進捗に対する質疑応答
第10回 研究指導
第11回 研究発表の準備
第12回 研究発表の質疑応答の指導
第13回 研究進捗発表
第14回 卒業論文執筆、卒業研究発表会に向けた課題に関するまとめ
日程は研究室学生と調整して決め、各回2コマの研究指導をする(進捗により内容を変更する可能性もある)。ただし、これらの授業に参加するだけでなく、当初の研究方針に従って、自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果をプレゼンテーションするという一連の作業を能動的に行うことが求められる。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指導教員の指示に従い、研究テーマに関連した専門分野の文献の検索と読み込み、各自の実験データの整理分析、実験計画の策定、研究室での発表準備、卒業研究報告書の作成、卒業論文作成などを行うこと。
卒業論文、または卒業研究の作成等に対して専門分野に関する必要な論文作成、研究指導を行うことを基本とします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・卒業論文、または卒業研究の作成等に対して専門分野に関する必要な論文作成、研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 10 | 卒業論文を提出すること。卒業研究発表会で発表すること。また質疑応答を適切に行うこと。これらは必須である。 |
レポート | 40 | セミナーにおける論文紹介、成果報告、質疑応答を適切に行うこと。 |
平常点 | 50 | 研究推進、論文調査を行うこと。 |
成績評価の方法・基準(備考)
ルーブリック評価基準に沿って評価する。ルーブリック評価基準は、別途manabaで資料を配布する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業時間に限らず、研究室において随時フィードバックを行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaにより、提出課題のフィードバックを行う。中間報告・最終報告の提出もmanabaにより行う。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
配属された研究室の指導教授からの紹介と卒業研究学生自身の文献検索による。