シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
力学Ⅰ | 2024 | 前期 | 火2 | 理工学部 | 早川 健 | ハヤカワ タケシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-ON1-4A01
履修条件・関連科目等
高等学校レベルの物理および簡単な微分積分,ならびにベクトルの知識が必要である.
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
高等学校で習った物理の中の力学を精密機械工学に適用できるよう発展する.教科書の説明に加え,典型的な例題についても解説する.
科目目的
精密機械工学の基礎となる力学の知識,特に静力学としての力,動力学としての運動について理解することを目的とする.
到達目標
精密機械工学の基礎となる力学の知識,特に静力学としての力,動力学としての運動について理解することを目的とする.
具体的には,静力学における力のつりあい,モーメントを理解することと,
動力学における運動の法則を理解し,運動方程式を解いて物体の位置,速度を求められるようになることを目標とする.
授業計画と内容
第 1回 国際単位,力,力の合成と分解
第 2回 1点にはたらく力のつりあい,力のモーメント
第 3回 着力点の異なる力のつりあい
第 4回 トラス
第 5回 重心
第 6回 到達度の中間評価
第 7回 摩擦
第 8回 簡単な機械
第 9回 点の運動,直線運動
第10回 平面運動
第11回 運動の法則
第12回 運動の法則を解くための微分方程式:変数分離形
第13回 運動の法則を解くための微分方程式:定数変化法
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業の前後で,授業で説明した内容についての予習・復習を行うこと.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 100 | 質点と剛体の静力学,質点の動力学を理解しているかを評価する. |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
■教科書:
・吉村 靖夫,米内山 誠 共著「工業力学 (改訂版) 」(コロナ社 2,800円)
ISBN: 978-4339044836
■独学でさらに学習するための参考文献:
・山本義隆著「新・物理入門(増補改訂版)」(駿台文庫 1,100円)
ISBN: 978-4-7961-1618-3
・Raymond A. Serway (著), Jr.,John W. Jewett (著), 鹿児島 誠一 (翻訳), 和田 純夫 (翻訳)
「サーウェイ基礎物理学 Ⅰ.力学」(東京化学同人 2,800円)
ISBN: 978-4807908301
・Raymond A. Serway (著), Jr.,John W. Jewett (著), 鹿児島 誠一 (翻訳), 和田 純夫 (翻訳)
「サーウェイ 基礎物理学 Ⅳ.力学・電磁気学演習」(東京化学同人 2,700円)
ISBN: 978-4807908332
■より深く学習するための参考文献:
・原島 鮮 著「力学Ⅰー質点・剛体の力学ー」(裳華房 2,500円)
ISBN: 978-4785320119
・藤原 邦男 著「物理学序論としての 力学」(東京大学出版会 2,400円)
ISBN: 978-4130620710
その他特記事項