シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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システム制御 | 2024 | 前期 | 木2 | 理工学部 | 橋本 秀紀 | ハシモト ヒデキ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-EL3-5C16
履修条件・関連科目等
2年生の「制御工学」を基礎として講義を行う。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
システム制御は現代制御理論とも呼ばれ、制御理論において議論した内容を発展させた理論である。システム制御はコンピュータの発達とともに、多くの制御システムの構成に活用され、重要な制御技術を支える理論となっている。
科目目的
2年生の「制御工学」で取り扱った周波数領域での設計を、状態空間を導入した時間領域での設計へとつなげる。
到達目標
システムの状態変数を用いた状態方程式・出力方程式の導出法、また解析・設計手法について理解することを目標とする。
授業計画と内容
第1回 現代制御とは―状態空間表現の基礎
第2回 状態空間表現
第3回 行列とベクトルの基本事項
第4回 状態空間表現と伝達関数表現の関係
第5回 状態変数鵜線図と状態変数変換
第6回 状態方程式の自由応答
第7回 システムの応答―状態方程式の解
第8回 システムの応答と安定性
第9回 状態変数変換とシステムの構造
第10回 状態フィードバックと極配置
第11回 オブザーバの設計
第12回 状態フィードバック制御とオブザーバの併合システムの設計
第13回 サーボ系の設計
第14回 最適制御 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1コマの講義に対して2コマ以上の授業外学習(予習・復習)が期待される。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 基礎的事項を問います。 |
レポート | 20 | 数回を予定しています。 |
平常点 | 10 | 受講状況を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験、レポート、出欠などを総合的に評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:佐藤、下本、熊澤「はじめての現代制御理論改訂第2版」(講談社)
その他特記事項
参考URL
http://www.elect.chuo-u.ac.jp/hlab/