シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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パワーエレクトロニクス | 2024 | 前期 | 火5 | 理工学部 | 小原 秀嶺 | オバラ ヒデミネ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-EL3-5C14
履修条件・関連科目等
電磁気学、回路理論(交流回路、過渡現象)のある程度の知識を前提に授業を進める。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
パワー半導体デバイスの概要および各種電力変換回路の動作原理と特性について講述する。必要に応じて、コンピュータシミュレーション、電力変換装置の実物等を提示しながら説明する。また、適宜、講述した内容に関する小テストを通して重要事項の定着を図る。
科目目的
パワー半導体デバイスを用いたスイッチングによる電力変換の基礎を修得することを目的とする。
到達目標
・スイッチング動作により、高効率の電力変換が可能となることを説明できるようになる。
・代表的なパワー半導体デバイスの機能と特徴を説明できるようになる。
・代表的な各種電力変換回路の機能と特徴を理解し、与えられた用途に対して適切な電力変換回路を選定できるようになる。
・代表的な電力変換器(整流回路、直流チョッパ、インバータなど)の動作原理を理解し、各部の電圧・電流波形を描くことができる。
授業計画と内容
第1回 パワーエレクトロニクス概説
第2回 パワー半導体デバイスの機能と特性
第3回 直流チョッパの基本動作
第4回 直流チョッパの動作解析
第5回 DC-DCコンバータの基本動作
第6回 インバータの原理
第7回 インバータの基本動作
第8回 インバータの制御法
第9回 ダイオード整流回路の基本動作
第10回 ダイオード整流回路の特性
第11回 サイリスタ整流回路の基本動作と特性
第12回 交流直接変換回路
第13回 システムとしてのパワーエレクトロニクス
第14回 パワーエレクトロニクスの応用例
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
教員が指示する予定内容について教科書に目を通しておくこと。
必要に応じて教員が出題する予習・復習のための課題に解答すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 講義全体の内容に関する期末試験を実施し、到達度を確認する。 |
レポート | 30 | 講義前半の内容に関するレポート課題を課し、到達度を確認する。 |
平常点 | 20 | 毎回の授業で出席テストを行い、回答状況を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
上記試験は、状況により、レポート等で代替する可能性がある。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
河村篤男編著,「パワーエレクトロニクス学入門(改訂版)ー基礎から実用例までー」,コロナ社,2022年発行
【参考文献】
佐藤之彦著,「基本を学ぶ パワーエレクトロニクス」,オーム社,2012年発行