シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
電力応用 | 2024 | 前期 | 火2 | 理工学部 | 入倉 隆 | イリクラ タカシ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-EL4-5C37
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
照明、電熱、電気化学を一つの科目として扱う。内容は多技にわたるが、重要なものについて絞って学習する。ただし、照明に関する部分に重点を置く。
照明に関しては、測光量、視覚、光源、照明計算等の基礎的な内容ならびに色彩工学について学ぶ。電熱に関しては熱計算、電気加熱の方式等、電気化学については電池の基礎的な内容について学ぶ。
科目目的
照明、電熱、電気化学に関する基礎知識を習得し応用が可能なレベルまで理解する。
到達目標
(1)照明に用いられる測光量と単位について理解し、それを用いた照明計算ができる。
(2)人の視覚特性について理解し、説明ができる。
(3)各種光源の発光原理、構造及び特性について理解し、説明ができる。
(4)熱計算ができるとともに、各種加熱方式について理解し説明ができる。
(5)電池の構造と特性について理解し、説明ができる。
授業計画と内容
第1回 照明の基礎 放射と光、測光量と単位 光束、光度、照度
第2回 目と見え方(1) 目の構造、分光視感効率、視力、 順応、対比、演色性
第3回 目と見え方(2) 有効視野、高齢者の視覚特性
第4回 光源(1)発光の原理、光源の歴史
第5回 光源(2) 白熱電球、LED
第6回 色の表示方法
第7回 光が生体に及ぼす影響
第8回 心地よい光環境
第9回 グレア
第10回 熱計算
第11回 演習 熱計算
第12回 電気加熱の方式
第13回 電池
第14回 到達度確認とまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義内容についてManabaにアップしたレジュメを基に予習・復習を行うこと。とくに復習に重点をおき毎回45分必要とする。毎回課題の提出を課すのでそれに必要な学習を行うこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 54 | (1)照明に用いられる測光量と単位について理解し、それを用いた照明計算ができる。10点 (2)人の視覚特性について理解し、説明ができる。24点 (3)各種光源の発光原理、構造及び特性について理解し、説明ができる。10点 (4)各種加熱方式について理解し説明ができる。5点 (5)電池の構造と特性について理解し、説明ができる。5点 |
その他 | 46 | 演習 10点 課題 3点×12回 計36点 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
前職である研究機関において飛行場の照明に関する人間工学的観点からの研究を実施してきた。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
照明、視覚に関する授業内容にこれまでの知見を反映させるとともに交通機関の照明に関して専門的知識を教授する。
テキスト・参考文献等
テキスト:「視覚と照明」裳華房
その他特記事項
指示はManabaにより随時通知する。
将来、建築照明、自動車用照明等の光、色に関係する職業に就く場合に必須となる知識を身につけることができる。