シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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電気電子情報通信実験 | 2024 | その他複数コマ | 水3,水4,木3,木4 | 理工学部 | 庄司 一郎、河野 行雄、國井 康晴、久保田 彰、小林 一哉、白井 宏、田村 裕、橋本 秀紀、松崎 雄 | ショウジ イチロウ、カワノ ユキオ、クニイ ヤスハル、クボタ アキラ、コバヤシ カズヤ、シライ ヒロシ、タムラ ヒロシ、ハシモト ヒデキ、マツザキ ユウイチロウ 他 | 3年次配当 | 6 |
履修条件・関連科目等
物理,数学,電磁気,回路,電子物性,制御理論等の基礎知識が必要である.
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
初めに導入教育を行い,実験の基本と報告書の書き方について学ぶ.その後複数のグループに分かれ,通年で7つの実験テーマに取り組む.各テーマはそれぞれ3つの小テーマから構成され,毎週1つずつ実施する.最後に全員がいずれかの小テーマに関してプレゼンテーションを行う.実験は,与えられた装置や器具を駆使して電気電子情報通信の諸分野に関するエッセンスを体得することに意義があるので,事前にテキストを熟読し,各テーマの概要と実験内容について理解するとともに,実験後の考察や検討を十分に行い,報告書としてまとめる必要がある.また,安全に対する注意も必要である.
科目目的
本学科の様々な科目で学んだもしくはこれから学ぶ電気電子情報通信分野の基礎事項を,実験を行って確かめることによってより深く理解し,修得することを目的とする.
到達目標
電気電子情報通信工学の基礎事項を,実験を通じて理解,修得するとともに,それらを報告書等によって適切に表現,伝達できるようになることを目標とする.
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 実験テーマ説明
第3回 導入教育ー安全教育ー
第4回 導入教育ー基本回路の作製ー
第5回 導入教育ー報告書作成演習ー
第6, 7回 無線通信ー高周波回路ー
第8, 9回 無線通信-マイクロ波伝播特性測定ー
第10, 11回 無線通信ー変復調技術ー
第12, 13回 計測制御ー半導体レーザを用いた距離測定
第14, 15回 計測制御ーロボットアームの角度制御系の設計ー
第16, 17回 計測制御ー倒立振子の安定化制御系の設計ー
第18, 19回 半導体・アナログ技術ーpn接合の精密測定ー
第20, 21回 半導体・アナログ技術ー半導体のホール効果ー
第22, 23回 半導体・アナログ技術ー集積回路およびアナログ回路ー
第24, 25回 コンピュータ・デジタル技術ーデジタル回路ー
第26, 27回 コンピュータ・デジタル技術ー回路シミュレーションの原理と実際ー
第28回 報告書レビュー
第29回 後期ガイダンス
第30, 31回 コンピュータ・デジタル技術ーデジタルシステム設計ー
第32, 33回 電力ー変圧器・送配電ー
第34, 35回 電力ー単相整流回路ー
第36, 37回 電力ー高電圧ー
第38, 39回 複合技術ー新エネルギーデバイスー
第40回 プレゼンテーション技法
第41, 42回 複合技術ーディジタル画像処理ー
第43, 44回 複合技術ー生体電気計測とアナログ信号処理ー
第45, 46回 コンテストー立案・計画策定ー
第47, 48回 コンテストー製作ー
第49, 50回 コンテストーデモンストレーションー
第51回 プレゼンテーション資料作成
第52回 報告書レビュー
第53, 54, 55回 プレゼンテーション
第56回 コンテスト決勝大会
ただし,第6回目以降の実験テーマについては,グループによって実施順序が異なる.
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回実験を行う前に,テキストの該当部分を熟読し,内容を把握しておくこと.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 実験テーマごとに提出するレポートの内容が適切に記載されているかを評価する. |
平常点 | 20 | 実験の取り組み状況を評価する. |
その他 | 20 | 実験テーマごとに課す試問の解答内容を評価する. |
成績評価の方法・基準(備考)
・遅刻,欠席は原則として認めない.
・報告書が1本でも未提出の場合は不合格となる.
・プレゼンテーションを行わなかった場合は不合格となる.
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:『電気電子情報通信実験I, II, III』(中央大学理工学部 電気電子情報通信工学科,2024年)
その他特記事項