シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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データサイエンス特別講義A | 2024 | 前期 | 木2 | 理工学部 | 磯村 和人 | イソムラ カズヒト | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-MN2-7C12
履修条件・関連科目等
組織とマネジメントの基礎について初学者向けに講義を行うので、予備知識等は特に必要としない。ただし、組織とマネジメント全般について理解を深めることで、卒業後、就職した際に、それらの知識やスキルを生かしたいという意欲をもつことが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、組織の基礎について学習する。組織構造がどのようにデザインされているか、その理論と応用という両面から考察を行う。また、組織の動態的側面として、コミュニケーション、モチベーション、意思決定、リーダーシップについても論じる。
科目目的
授業の目的は、企業だけでなく、われわれが具体的な生活のなかで出会う組織を理論的に分析することにある。また、それらの分析に基づいて、具体的に組織に対してどのようにコミットし、マネジメントしていくか、その方法を考えていくことにある。
到達目標
到達目標は、①組織の構造的側面を理解し、説明できる。②組織の動態的側面を理解し、説明できる、③進化的、相互依存的な組織の特性に関して総合的に理解し、説明できるようにすることにある。
授業計画と内容
第 1回 イントロダクション
第 2回 組織理論の展開
第 3回 公式組織の理論
第 4回 非公式組織の理論
第 5回 複合公式組織の理論
第 6回 インフォーマル・ネットワーク、 コア・グループの形成
第 7回 組織のコンフィギュレーション
第 8回 組織のライフサイクルモデル
第 9回 タテ型組織とヨコ型組織、階層組織のデザイン
第10回 ステータス・システム
第11回 モチベーション
第12回 コミュニケーションとオーソリティー
第13回 意思決定
第14回 リーダーシップ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業のなかでいくつかケースを取り上げるので、事前に読み込み、質問への回答を準備することによって、ディスカッションに積極的に参加できるようにする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 70 | 形 式:レポートの構成は整っているか。 テーマ:レポートの趣旨に沿っているか。 内 容:レポートを作成する上で必要な情報を十分に収集し、活用しているか。 工 夫:独創的なアプローチで取り組めているか。 期 限:締切を厳守しているか。 |
平常点 | 30 | 授業中にディスカッションに取り組み、参加しているか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
中間レポートについては、提出後の授業で講評を行い、改善点を説明する。最終レポートについては、manabaでフィードバックを行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
オンライン授業の場合には、Responの自由記述のアンケ―ト機能をディスカッションツールとして活用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:Kazuhito Isomura, Organization Theory by Chester Barnard: An Introduction, Springer, 2020、Kazuhito Isomura, Management Theory by Chester Barnard: An Introduction, Springer, 2021
参考文献:チェスター・バーナード「新訳 経営者の役割」ダイヤモンド社、1968年、Kazuhito Isomura, Chester I. Barnard: Innovator of Organization Theory, Springer, 2023
その他特記事項
授業の進め方としては、講義を中心にする。しかし、ケースなども活用しながら、ディスカッションを行い、インタラクティブに進める。受講者による積極的な授業への参加を希望する。