シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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文化人類学Ⅰ | 2024 | 後期 | 金3 | 総合政策学部 | 高野 さやか | タカノ サヤカ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-CA1-0002
履修条件・関連科目等
「民族と文化」を履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
文化人類学は、フィールドワークおよび文化の多様性への視点から、人間とは、という大きな問いに様々な事象を導きの糸として取り組む学問です。授業の各回で、文化人類学において議論されてきた重要なテーマを取り上げます。
科目目的
文化人類学の基本的な考え方を整理し、映像資料なども参照しながら、世界各地の事例および日本社会の問題を取り上げます。
到達目標
1.文化人類学の基本的な考え方を身につける
2.文化人類学の考え方を使って身近な現象を問いなおす
3.文化人類学の考え方を使って現代社会の問題をより深く理解する
授業計画と内容
(履修者の関心や理解度に応じて変更する可能性があります)
第01回 イントロダクション:文化人類学とは
第02回 文化人類学前史
第03回 機能主義と構造主義
第04回 フィールドワークと文化相対主義
第05回 人間と文化
第06回 宗教と世界観
第07回 小括:フィードバックとグループ・ディスカッション
第08回 家族と社会
第09回 ジェンダーとセクシュアリティ
第10回 医療と病
第11回 日本へのまなざし
第12回 エスニシティ
第13回 科学と社会
第14回 試験および総括
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 文化人類学に関する基礎的知識を理解したうえで、自分なりの問題提起に結び付けられるかを評価します。 |
その他 | 50 | 毎回の授業後のリアクション・ペーパー課題で授業内容の理解度を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用せず資料を配布します。
参考文献(そのほか、授業内でも追加で指示します)
箕曲在弘 、吉田ゆか子、二文字屋脩(編著)『東南アジアで学ぶ文化人類学』昭和堂、2024年、ISBN: 9784812223062
松村圭一郎 、中川理、 石井美保(編著)『文化人類学の思考法』世界思想社、2019年、ISBN: 9784790717331
桑山敬己、綾部真雄(編著)『詳論 文化人類学』ミネルヴァ書房、2018年、ISBN: 9784623082711
綾部恒雄、桑山敬己(編)『よくわかる文化人類学』ミネルヴァ書房、2010 年、ISBN: 9784623056965