シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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分析化学 | 2024 | 前期 | 金4 | 理工学部 | 上野 祐子 | ウエノ ユウコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-BC2-6B07
履修条件・関連科目等
基礎物理化学、物理化学1、基礎無機化学、無機化学1を修得した学生を対象とする。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、分析化学の基礎として、溶液の化学平衡とそれに基づく容量分析や分離法に関して学び、化学成分が何であるかを調べる「定性分析」と化学物質の量や濃度を調べる「定量分析」に関する知識を修得します。
科目目的
分析化学の基礎となる、物質(分子やイオン)を分離、検出する際の化学現象を理解し、数式や数値を適切に用いて分析データを適切に扱い、定量的に考察できるようになることを目的とします。
到達目標
・化学成分が何であるかを調べる「定性分析」と化学物質の量や濃度を調べる「定量分析」に関する知識を身に付け、自分の言葉で説明できる。
・各種の分析手法の原理と特徴に関する知識を身に付け、自分の言葉で説明できる。
・数式や数値を適切に用いて分析データを適切に扱い、定量計算ができる。
授業計画と内容
第1回 分析化学とは、ガイダンス
第2回 化学分析(1):測定物理量と単位
第3回 化学分析(2):分析器具・試薬の精度
第4回 化学分析(3):分析化学に関する統計・誤差
第5回 化学分析(4):分析データの解析法・検量線
第6回 機器分析(1):分光分析法の原理
第7回 機器分析(2):分光分析で用いる試料・装置
第8回 化学分析(5):酸・塩基の定義と溶液内化学平衡
第9回 化学分析(6):酸化還元平衡と酸化還元滴定
第10回 化学分析(7):錯生成平衡とキレート滴定
第11回 化学分析(8):物質の溶解度・平衡と沈殿滴定
第12回 機器分析(3):電気化学分析法の原理
第13回 機器分析(4):電気化学分析で用いる電極・装置
第14回 まとめと復習
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義の内容に従ってしっかりと復習すること。授業の後は、講義中に出題した演習問題を自力で解き、理解しておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 期末試験で評価します。 評価は「到達目標」の達成度合いを基準に判断します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaにより小テストなどを行う。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考書1: G.D. Christian, P.K. Dasgupta, K.A. Schug(今任稔彦, 角田欣一 監訳) 『クリスチャン分析化学Ⅰ基礎編』 丸善 2016年 第7版
参考書2: 角田 欣一, 梅村 知也, 堀田 弘樹『スタンダード 分析化学』 裳華房 (2018/11/30)
その他特記事項