シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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物理化学演習 | 2024 | 後期 | 水1 | 理工学部 | 田中 秀樹 | タナカ ヒデキ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
SE-BC2-6B05
履修条件・関連科目等
1年次及び2年次に学習した「基礎物理化学」、「物理化学1」、「物理化学2」の内容を復習し、基本的な考え方を確認しておくこと。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「基礎物理化学」、「物理化学1」、「物理化学2」の講義内容を中心として、関連する問題の演習を行う。
科目目的
物理化学の知識を身につけるためには、理論を具体的な問題に適用してみるのがよい。本科目では、これまでに学んだ物理化学の基礎を十分に把握することにより、問題の正しい解決法を見出し、幅の広い応用力を身につける。
到達目標
主に「基礎物理化学」、「物理化学1」、「物理化学2」で学習した物理化学の知識を自分のものとし、具体的な問題に応用する力を身につける。すなわち、単に公式に数値を代入して答えを計算するだけでなく、これらの問題に対する正しい解決法を見出せる能力を身につける。
授業計画と内容
第1回 気体の性質1 完全気体
第2回 気体の性質2 実在気体
第3回 熱力学第一法則1 仕事と熱、エネルギー
第4回 熱力学第一法則2 物理・化学変化
第5回 熱力学第二法則1 エントロピー
第6回 熱力学第二法則2 エントロピー変化
第7回 熱力学第二法則3 ギブズエネルギー
第8回 相転移と相平衡 相転移の熱力学
第9回 化学変化と化学平衡 反応の熱力学
第10回 量子論1 シュレーディンガー方程式
第11回 量子論2 回転運動・振動運動
第12回 原子の構造1 水素型原子
第13回 原子の構造2 原子の性質の周期性
第14回 到達度確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
問題はあらかじめ解き、授業中の答え合わせにより理解を深める。特に復習に力を入れ次回までに不明な点を持ち越さないようにする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 取り扱ったテーマに対して十分理解をしていること。 |
レポート | 30 | 毎回事前に提示した課題に対する解答を決められた期限内に提出すること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
毎回の講義で事前に提示する演習問題に対して、その解答・解説を授業時間中に行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/実習、フィールドワーク/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
事前に掲示した演習問題について、授業時に答え合わせと要点の解説をディスカッション形式で行う。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを活用して、予習用の問題の配布を行う。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:アトキンス著、千原・稲葉・鈴木訳「アトキンス物理化学要論 第7版」(東京化学同人)ISBN: 978-4-8079-0977-3
その他特記事項
演習科目という特性上、事前に出題された課題に毎回取り組むこと、および講義内で出題される課題にその場で取り組むことを重視しますので、「再試験」登録は許可しません。この警告を無視して再試験登録した場合でも、通常履修と同等の取り組みを課し、特別扱いをすることはありません。
中学校及び高等学校一種免許状(理科)の教員免許の取得において、本科目は2017年度以前入学生の選択科目の一つである。