シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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マーケティング・リサーチ | 2024 | 前期 | 金2 | 理工学部 | 生田目 崇 | ナマタメ タカシ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-MK3-7B04
履修条件・関連科目等
統計分析に関する基礎知識を持っていることが望ましい.世の中の製品やサービスに関心を持つこと.
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
商品開発やサービス提供などの顧客向けの企業活動を円滑に進めるための,マーケティング・リサーチの方法について講義する.これに先立って,マーケティングの考え方を理解するとともに,講義を通してマーケティング・サイエンスの基礎について学ぶ.
科目目的
企業のマーケティング戦略の基本とマーケティング・リサーチの手法,すなわちデータ収集,集計,分析,レポーティングについて修得する.マーケティングはすべての組織に必要な活動であり,データサイエンスが期待されている代表的な分野の一つであり,今後自らデータを扱う上での基本的素養を学ぶ.
到達目標
マーケティングに関する基礎的な知識を習得したうえで,マーケティング・リサーチの標準的な方法について理解する.さらに,データの取得や得られたデータを自ら分析する技術を身につけることを目標とする.
授業計画と内容
第1回 マーケティングの考え方
第2回 マーケティング・マネジメント・プロセスとSTP
第3回 データの収集と活用
第4回 マーケティング・リサーチ:調査の企画
第5回 マーケティング・リサーチ:調査票の設計
第6回 マーケティング・リサーチ:調査の実施
第7回 マーケティング・リサーチ:集計と報告
第8回 マーケティング・データ分析の基礎:市場の理解
第9回 マーケティング・データ分析の基礎:需要の予測
第10回 マーケティング・データ分析の基礎:予測とシミュレーション
第11回 マーケティング・データ分析の応用:マーケティング反応の分析
第12回 マーケティング・データ分析の応用:最適化と意思決定
第13回 マーケティング・データ分析の応用:感性とマーケティング
第14回 施策の実施と確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
初等数学については授業に先立って復習しておくこと.講義で紹介するマーケティング戦略,リサーチの方法論,統計分析やモデル分析についての復習が必要である.講義資料を事前にmanabaに公開するので,その内容について予習すること.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | マーケティングの概念・戦略,消費者行動.マーケティング・リサーチ,マーケティング・データ分析に関する知識と技術によって評価する |
平常点 | 20 | 講義中の確認問題への回答によって評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
その他加点対象のレポートを課すことがある
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
実際のデータを使った分析を行う予定である.
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
PCによる実習.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:資料は電子ファイルで配布
参考書:上田雅夫,生田目崇著「マーケティング・エンジニアリング入門」(有斐閣)
小西貞則著「多変量解析入門――線形から非線形へ」(岩波書店)
岡太彬訓・守口剛共著「マーケティングのデータ分析―分析手法と適用事例(シリーズ行動計量の科学)」(朝倉書店)