シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
企業データ分析 | 2024 | 後期 | 金2 | 理工学部 | 生田目 崇 | ナマタメ タカシ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-AU2-7B02
履修条件・関連科目等
企業活動に関する基礎的な知識があることが望ましいが,基礎から講義するので必須ではない.
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
企業の経営・財務状況を把握するための企業会計の仕組みを学ぶ.前半は財務会計について簿記論を中心に,後半は費用と原価の測定法,原価管理について学ぶ.さらに,作成された会計資料を基にした多面的な企業評価手法について学ぶ.
科目目的
会計は企業活動を金銭の面から測定したものであり,企業が適切な活動ができているかを評価する一つの重要な方法論である.本講義では企業活動の測定・評価のための会計並びに経営分析の基礎について学ぶ.
到達目標
企業会計に関する知識を持ち,財務諸表を読みこなすための基礎知識と原価計算に関する基礎知識を習得する.企業会計の仕組みを理解するとともに,適切な財務会計情報利用方法について理解できるようになることを目標とする.
授業計画と内容
第1回 企業経営と会計情報
第2回 財務会計の基礎と財務三表
第3回 経営分析の方法:利益と成長性
第4回 経営分析の方法:流動性と安全性
第5回 複式簿記について:勘定科目と仕訳
第6回 複式簿記について:総勘定元帳
第7回 複式簿記について:試算表の作成
第8回 複式簿記について:財務諸表の作成
第9回 キャッシュフロー計算書
第10回 原価計算の基礎・単純原価計算
第11回 総合原価計算
第12回 部門別原価計算
第13回 標準原価計算
第14回 直接原価計算とCVP分析
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
会計の仕組みは初学者にはわかりづらいので,毎回の授業内容および数回行う授業内の確認問題についての復習をすること.講義資料を事前にmanabaに公開するので,その内容について予習すること.練習問題を公開するので各自それを解けるようにすること.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 80 | 経営分析に関する十分な知識が身についているか,基本的な簿記の手続きが理解できているか,製品原価の測定の基礎的な方法論が理解できているかを確認する. |
平常点 | 20 | 講義中の確認問題への取組によって評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
その他に,必須ではない加算分のレポートを課すことがある.
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:教科書は指定しない.必要教材の入手方法は第1回の講義時に伝える.
参考書:授業において指示する