シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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保険数理 | 2024 | 後期 | 金5 | 理工学部 | 藤田 岳彦 | フジタ タカヒコ | 3年次配当 | 2 |
履修条件・関連科目等
「確率論」「確率論演習」「応用確率論」の単位は取得していることが望ましいが場合に応じて復習する。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教科書に基づき講義を行い必要に応じて演習を取り入れる。外部講師の担当部分については実際の会社でのアクチュアリー数理の使われ方を中心にアクチュアリー会正会員もしくは準会員の方に講義してもらう。また、アクチュアリー試験についての準備、心構えなどについても触れる。
科目目的
保険数理の内容を学び、職業としてのアクチュアリーを理解する。
到達目標
この授業はOLIS(アジア生命保険振興センター)プルデンシャル生命ジブラルタ生命寄付講座である。基本的には藤田が担当するが外部講師を2,3回呼んで講義を担当してもらう。その際金曜夜、土曜日に補講として開講するか、大学院の授業と合同で実施する場合があるので授業時に説明をよく聞くこと。
授業計画と内容
第1回 授業の概観
第2回 期待値,分散計算の復習
第3回 いろいろな確率分布の復習
第4回 条件付き期待値1(1つの確率変数の場合)
第5回 条件付き期待値2(2つ以上の確率変数の場合)
第6回 年金数理入門1(複利計算,現価)
第7回 年金数理入門2(収支相等の法則)
第8回 生保数理入門1(死力と平均寿命)
第9回 生保数理入門2(いろいろな保険の価格付け)
第10回 中間到達度確認と解説
第11回 損保数理入門1(損害保険契約とポアソン過程)
第12回 損保数理入門2(複合ポアソン過程モデルによる損害保険契約の価格付け)
第13回 損保数理の実際
第14回 生保数理の実際
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
教員が指示する予定内容について教科書に目を通しておく。宿題演習がある場合はきちんとこなしていく。また、授業の復習を教科書ノートを中心にしっかりやる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 50 | 6割以上で合格とする |
期末試験(到達度確認) | 50 | 6割以上で合格とする |
成績評価の方法・基準(備考)
中間到達度確認 80%
期末レポート20%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
藤田岳彦著「弱点克服 大学生の確率統計」(東京図書 2,940円)
外部講師については プリントを随時配る。
その他特記事項
アクチュアリーを目指す学生にとっては必須の授業である.
アクチュアリー取得を目指す学生は授業後等に随時相談を受け付ける.
参考URL
rankstatistics@gmail.com