シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報システムの構造と理論 | 2024 | 前期 | 水1 | 理工学部 | 中村 晃 | ナカムラ アキラ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-IG2-7C08
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
計算機の仕組みを理解するために必要となる基礎知識の講義を行います。計算機を構成する基本的なハードウェアとソフトウェアの概説ならびに計算機によるデータ処理の仕組みについて講義をします。計算機の構造とプログラムによるデータ処理の関係の理解を深めるために、アセンブリ言語・擬似言語によるプログラミングの講義も合わせて行います。
科目目的
この科目での学習を通じて、現代社会の基盤となっている情報システムに対する認識を深めるとともに、情報システムを構成するハードウェアとソフトウェアの基礎的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
基本情報技術者試験の内容が理解できる程度の知識の修得を目指しています。
授業計画と内容
第1回 計算機の歴史
第2回 数の表記法
第3回 データ表現形式(2の補数、浮動小数点形式など)
第4回 データ表現形式(ASCIIコード、漢字コードなど)
第5回 論理演算
第6回 論理回路
第7回 記憶回路
第8回 計算機の構成要素と機械語命令
第9回 オペレーティングシステム、プログラムの実行手順
第10回 アルゴリズムと計算量
第11回 アセンブリ言語の基礎知識
第12回 アセンブリ言語によるプログラミング(基本演算、基本分岐、繰返しの表現方法)
第13回 アセンブリ言語によるプログラミング(ビット操作によるデータ処理)
第14回 擬似言語プログラムの記述形式
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
当サーバーのコースコンテンツに保存してあるPDFファイルの講義資料を印刷し、事前に目を通して授業を受けるようにしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 「授業計画と内容」に記したすべての項目に関する理解度を評価の基準にします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
国立研究所のAI・IT関連部門で研究開発に約30年間携わる。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実システムでの研究開発の経験を活かして情報システムの基礎知識について講義を行います。
テキスト・参考文献等
テキスト:講義資料の電子ファイル(PDF)を配布します。
参考文献:矢沢久雄著「プログラムはなぜ動くのか」(日経BP社 2,640円)
その他特記事項
講義資料は当サーバーのコースコンテンツにPDFファイルでアップしますので、適宜、ファイルをダウンロードし、印刷したものを授業に持参してください。
この科目は教職(情報)の必修科目です。