シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語11/英語12/上級英語(A)1/上級英語(A)2/上級英語(B)1/上級英語(B)2 | 2024 | 秋学期 | 金5 | 法学部 | 暉峻 僚三 | テルオカ リョウゾウ | 3・4年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN3-011M,JU-EN3-012M
履修条件・関連科目等
This course is for students who want to use English to learn about legal, political, business and other issues.
本科目は、法律、政治、ビジネスなどについて、英語を使って学びたい学生を対象とします。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
Investigating and Combating Racism
Each of us has a multiple sense of belonging(ness) and identity through our gender, social origin, religion, ethnicity, and nationality. Many people suffer victimization and discrimination because of their different identities and sense of belonging(ness). Indeed, those with ""minority identities"" have often been targets of racism, assimilation, violence, and oppression. So, what can we do? This participatory-approach based course explores ideas for coexistence and reconciliation between people in confrontation at different levels of belonging(ness) and identity, such as nations, ethnic groups, and religious groups. Through research, discussion and dialogue, you will look for what shapes a peacefully coexisting society may take. You will develop a anti-racism education program into what may contribute to ease collective-identity-based confrontation. You will be expected to lead discussions and dialogues according to your original research. At the end of the semester, you will also facilitate your anti-racism education program to each other.
乗り越えるために考えるレイシズム
私たちは、誰もが、性、社会的出自、宗教、民族、国籍など様々な帰属意識(属性)・アイデンティティを持っています。そして、社会には属性やアイデンティティ故に差別や迫害に苦しむ人々が多くいます。そして、社会で「少数者」とされるアイデンティティを持つ人々は、時としてレイシズム、同化、弾圧などの暴力に晒されます。私たちはこのような問題に何ができるのでしょうか?このコースは参加型で、国、民族、宗教など、異なるアイデンティティーの間で起きる対立と、それを乗り越えた和解と共生を共に考えてゆきます。授業では、受講者のリサーチはもちろん、ディスカッション、対話を通じて、平和的共生社会のあるべき姿を探ります。この授業では、受講者それぞれが自分たちの選んだトピックについてのディスカッションや議論をリードしてゆくことが求められます。最終的には、集合的アイデンティティに起因する対立を解決・緩和するための教育プログラムを立案・ファシリテートすることが受講生には求められます。
科目目的
The main objectives of this course are to help you
(1) use English to learn interactively with other students about issues relating to the theme of this course
(2) build your knowledge on topics and issues of interest to you
(3) share that knowledge interactively with other people
(4) develop your critical understanding of the world.
この授業の目的は以下の通りです。
(1)英語を使って、他の受講生と対話的に当該科目のテーマに関連する諸問題について学ぶこと
(2)興味関心に基づくトピックや社会問題についての知識を養うこと
(3)他の受講生と学んだ知識を積極的にシェアできるようになること
(4)世界で起きていることについて批判的に理解できるようになること。
到達目標
(1) Through this course you will learn about and explore issues relating to the theme of this course
(2) You will learn to do your own research through gathering information, making notes, and organizing information outside class.
(3) In class, you will learn how to share your research with others through explaining, discussing, and presenting your work in different ways.
(1) この授業では、当該科目のテーマに関連する諸課題についての調べ学習をします。
(2) 自分のリサーチテーマに関連する情報を集め、ノートをとって、まとめるという作業を通して、リサーチの仕方を習得していきます。
(3) 自分のリサーチの内容について英語で説明・討論し、また、発表も行うなど、クラスメイトと共有する様々な方法を学びます。
授業計画と内容
第1回 自分のアイデンティティ(集合性)を使って自己紹介
第2回 ナショナリティー、エスニシティ、レイス
第3回 レイシズムとナショナリズムについての概念
第4回 日本人性ってなんだろう。日本人性を茶会したコメディを作ろう
第5回 差別の背景にあるもの: 外国人に対する無意識の思い込みやステレオタイプ
第6回 レイシズムの実際1: 先住民族と少数民族へのレイシズム(グループリサーチ)
第7回 6周目のグループ発表
第8回 翻訳練習(アウシュビッツを生き延びたロマ、在日韓国・朝鮮人, うちなんちゅ)
第9回 排除のメカニズム
第10回 レイシズムの植民地支配: 多角的な観点と、植民支配の構造
第11回 レイシズムの実際2: レイシズムとしてのジェンダー差別
第12回 レイシズムの実際3: 血統に基づくレイシズム
第13回 自分達でレイシズムに抗する教育プログラムを作る
第14回 自分達の班レイシズム教育をファシリする
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
Students will be expected to do 2 hours or more preparation outside class each week, including finding sources of information, reading and listening, note-taking, writing, and/or preparing for presentations, and submit assignments as required by the teacher.
受講生は、クラスの授業以外で毎週2時間以上の予習をすることが求められます。ここで言う予習とは、リーディング、リスニンング、情報や資料収集、ノートテ―キングやライティング、プレゼンテーション準備、又はその他担当教員が指定した課題などを指します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | Grades are 100% determined by continuous assessment. Requirements to pass this course: no more than 3 absences, active participation in class activities, weekly preparation outside class, and timely completion of assignments. Further details will be provided by the teacher at the start of the semester. 成績は100%平常点で決まります。ただし単位を修得するには、特段の理由がない限り、学期中の欠席は3回を超えないこと、毎週授業外の準備を行うこと、さらに課題を全て指定された締め切りまでに仕上げることが必要です。詳細は学期の開始に担当教員が説明します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
The teacher will provide feedback on assignments, notes or other submitted materials. In class, you will also receive peer feedback from other students as you develop and share your research through the semester.
フィードバックとして教員が課題やノート等、提出物にコメントを書くことがあります。授業中、学生はリサーチで得たものをクラスメイトと共有し、フィードバックしてもらうこともあります。
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
Outside class students will do research on issues relating to the course theme that interest them. During class, in pairs and small groups, they will explain and discuss their research, as well as share their research through presenting and/or writing in different ways.
授業外では、本科目のテーマに関連する、自分が興味を持った諸問題についてリサーチしていただきます。授業中は、ペアか小さなグループの中で、そのリサーチについて説明し討論するとともに、最終的に自分のリサーチの全体像をプレゼンターションしたり書いたりして共有します。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Outside class, you will use online resources for doing research each week, and in each class you will use manaba, Google Drive, Google Docs, PowerPoint or other ICT tools to share and develop your work with others.
授業外の課題として、毎週リサーチにインターネットを使います。manaba、グーグルドライブ、グーグルドックス、パワーポイント等、さまざまなICTツールを活用して、授業中はリサーチの内容や課題をクラスメイトと共有することがあります。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
There is no textbook for this course. The teacher will explain in class about online resources and other reference materials you will use.
ネット上のリサーチ資料及びその他参考資料については授業中に指示します。