シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報総合概論 | 2024 | 前期 | 水1 | 理工学部 | 福永 拓郎 | フクナガ タクロウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-IG1-8A11
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
計算機やネットワークの仕組み、計算機の中での情報の表現方法、計算手順の重要性や計算目的にしたがってデータを効率よく処理する手法など、情報工学の基礎を構成する知識や考え方について解説する。
科目目的
情報工学の基礎的な知識を理解し、4年間で学ぶカリキュラムの概観を把握する。
到達目標
情報工学を学ぶ基礎となる知識や数理的な考え方の習得を目標とする。
授業計画と内容
第1回 導入:情報工学の歴史と成り立ち
第2回 数の表現:10進数と2進数
第3回 数の表現:2進数の四則演算、補数表現、小数の表現
第4回 情報の表現:情報理論、情報量
第5回 情報の表現:文字の表現
第6回 情報の表現:誤り訂正符号
第7回 到達度確認
第8回 論理演算、論理式
第9回 論理回路
第10回 計算機の仕組み
第11回 アルゴリズム:計算問題、アルゴリズムの記述
第12回 アルゴリズム:アルゴリズムの効率の評価
第13回 アルゴリズム:計算の複雑性
第14回 ネットワークの仕組みとセキュリティ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
演習問題に取り組むことで講義内容を復習し、理解を深めること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 35 | - 数の表現:2進数(8進数,16進数)を用いて四則演算をすることができる.補数表現の定義や仕組みを理解し説明できる。. - 情報の表現:情報量・エントロピーについて,計算し,説明できる.誤り訂正符号・ハフマン符号について,符号化と復号化を行える. |
期末試験(到達度確認) | 45 | - 論理演算・論理回路:論理演算の計算と,命題の標準形への変形を行える.基本的な論理回路の仕組みについて説明することができる. - アルゴリズム:基本的なアルゴリズムを考え,記述し,評価することができる.計算量の考え方や概念について正しく理解し説明できる。 - 計算機やネットワークの仕組み:計算機の構成要素やネットワークの仕組みについて正しく説明できる。 |
平常点 | 20 | 講義内容の理解を確認する演習問題への取り組みで評価する.評価基準は講義内容を理解できているかどうか. |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaの小テスト機能を用いて復習のための演習問題を出題する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
資料を配布する
参考書:
小野厚夫、川口正昭、「情報科学概論」、培風館
田中琢真、「情報科学概論」、学術図書出版社
その他特記事項