シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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画像・映像コンテンツ演習2 | 2024 | 前期 | 木2 | 理工学部 | 鈴木 寿 | スズキ ヒサシ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-PI3-8C61
履修条件・関連科目等
授業時間外のワークを円滑に進めるため、単位の取得状況に余裕がなかったり C 言語に習熟していない人には適しません。このことについて相談したうえでチームを編成するため、初回は遅刻厳禁です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
プロジェクト型学習
4 名程度のチームを構成し、規定のテーマについて基礎実習、仕様設計、プログラム開発、実行と評価、プレゼンテーション、レポート作成から成るプロジェクト型学習を実施します。
プロジェクトテーマ
プロジェクトテーマは、「仮想空間におけるドローンの自律航行」です。現実の地理情報に基づく仮想空間においてドローンを自律航行させるプログラムを開発し、ドローン前方の風景を裸眼立体視ディスプレイ上にリアルタイム表示します。このようにして制作したコンテンツは、最終回の発表会において学科卒業生を含む社会人から評価を受けるほか、オープンキャンパスにおいて一般公開する場合もあります。
科目目的
画像・映像コンテンツを制作する半年間のプロジェクト型学習を通じて、情報工学科生に求められるコンピテンシーであるコミュニケーション力、問題解決力、知識獲得力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、多様性創発力、専門性、を総合的に強化すると共に、特にチームが最大の成果をあげ、チーム内で各自が最大の成果をあげ、およびチーム内で相互に相手の状況に応じた助言ができるまでに成長することを目的とします。
到達目標
以下を、到達目標とします。
・コミュニケーション力 相手を理解したうえで、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。
・問題解決力 解決策を立て、実行している。
・知識獲得力 収集した情報を精査し、知識やノウハウを習得し、関連付けて活用している。
・組織的行動能力 チーム、組織の目標を達成するために何をすべきか、複数の視点から多面的、客観的に捉え、適切な判断を下し、当事者意識をもって行動する。その際、他者とお互いの意見を尊重し、信頼関係を築くような行動をとる。
・創造力 知的好奇心を発揮して様々な 専門内外のことに関心をもち、それらから着想を得て今までになかった新しいアイディアを発想することができる。その際、関連法令を遵守し、倫理観を持って技術者が社会に対して負っている責任を果たす。
・自己実現力 自らを高めるため、常に新しい目標を求め、その実現のために道筋を考え、努力する。その際、自己管理と改善のための工夫を怠らない。
・専門性 専門知識を概ね理解し、それに関連する情報の理解と正確性の判断をして自らの主張を行うことができる。一定基準の緻密さや正確さをもった作業を行うことができる。一定基準の緻密さや正確さをもった作業を行うことができる。
授業計画と内容
第14回に当たる発表会の日時は、あらためて調整します。
第1回 テーマを理解しチームを編成し自己点検する。
第2回 試作しコンテンツをデザインする。
第3回 コンテンツをデザインしスライドにまとめる。
第4回 コンテンツをプレゼンテーションする。
第5回 開発計画を可視化する。
第6回 分担開発に着手する。
第7回 分担開発を進める。
第8回 分担開発を完了する。
第9回 結合テストを行う。
第10回 進行状況をレビューする。
第11回 ゴールへ向けて修正する。
第12回 ポスターとデモンストレーション映像を制作する。
第13回 プレゼンテーションを最終準備する。
第14回 デモンストレーションしつつプレゼンテーションし最後に自己点検する。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
チームの編成、試作、コンテンツのデザイン、スライドの作成、開発計画の可視化、分担開発、結合テスト、ゴールへ向けての修正、ポスターの作成、デモンストレーション映像の制作、プレゼンテーションの準備などを、クラウド環境下でアジャイル的に進めます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 学生の自己評価、チームどうしの相互評価、プロジェクトの推進状況 (成果物の質と量を含む) の評価を総合し、コンピテンシーのコミュニケーション力、問題解決力、知識獲得力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性が到達目標に記載された水準以上で発現していることを達成基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
満点の 60 %以上のとき合格、60 %未満のときは不合格です。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
発表会を含むレビュー以外の回において、チームの編成、試作、コンテンツのデザイン、スライドの作成、開発計画の可視化、分担開発、結合テスト、ゴールへ向けての修正、ポスターの作成、デモンストレーション映像の制作、プレゼンテーションの準備などをアジャイル的に進めます。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
個別のフィードバックは E メールまたは manaba 上の「個別指導 (コレクション)」経由、「小テスト」へのフィードバックは「講評」経由、全体的なフィードバックは「ニュース」または「掲示板」経由にて行います。Webex や Slack を利用する場合もあります。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
教員は、IPA 未踏事業を契機として設立された会社の取締役技術顧問の経験を有します。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
IT企業における研究開発についての知見を取り混ぜつつ学問的本質を伝授します。
テキスト・参考文献等
manaba 上のコースコンテンツから、資料をダウンロードできます。
その他特記事項
代替授業形式
体調不良、公共交通機関の遅延等、合理的配慮の対象、公欠などの不可抗力的な理由により代替授業形式を希望するときは、その旨を連絡すれば担当教員は本人の学習意欲を尊重し最大努力を試みます。折り返し manaba 上の「個別指導 (コレクション)」経由の案内に沿って、証憑 (医療機関の領収証等、遅延証明書、相談歴、公欠届など) の提出が必要です。
就業力育成教育プログラム
当授業は、就業力育成教育プログラム「段階別コンピテンシー育成教育システムプロジェクト」科目です。
参考URL
連絡方法
https://c-research.chuo-u.ac.jp/mailform?uid=100003165
宛に、「画映: 」(半角コロン「:」の直後に半角空白を挿入) をプレフィックスとする件名を明記のうえ、本人確認のため全学Eメールアドレス @g.chuo-u.ac.jp から学籍番号と氏名を名乗って送信してください。