シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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卒業研究Ⅰ | 2024 | 前期 | 他 | 理工学部 | 今井 桂子、髙松 瑞代 | イマイ ケイコ、タカマツ ミズヨ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-IG4-8A91
履修条件・関連科目等
履修を希望する学期開始時点で,以下の2 条件を共に満たしていること: (1) 卒業に必要な科目の単位を100 単位以上修得している。(2)「C プログラミング初級演習」,「C プログラミング中級演習」,「プログラミング上級演習」,「アルゴリズムとデータ構造演習」の単位を修得している。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
情報工学科での学習のまとめとして卒業論文を執筆し、成果を発表するために、配属された研究室の指導教授の指導の下で、それぞれ興味のある特定のテーマを設定し、自主的に研究を行う、一連の取り組み全体からなる課題解決型の学習を主体とする。
科目目的
卒業研究の前半段階として,研究室が対象とする研究分野における調査・探究・学習を通じて卒業研究テーマを特定し,卒業研究IIで研究課題を解決・評価できるための準備を完了する.
到達目標
指導・助言の下で自主的に情報工学に関する課題について研究 (調査、考案を含む) を進め、自らの成果を文書として取りまとめ、かつ、口頭で説明・質疑応答を行うことを通じて、コミュニケーション力、問題解決力、知識獲得力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性、ならびに、多様性創発力の高い水準での修得と発現を目指す。
授業計画と内容
説明ならびに手続きは履修希望の前学期より開始するので、掲示等に十分注意すること。 以下は前期履修を想定した標準的なスケジュールである。配属決定後は、指導教授からの連絡・指示に留意すること。後期履修のスケジュールについては別途manaba等により開示する。
・説明会~配属研究室の決定 (前年度9~12月)
研究室配属者数は原則として均等配分とする。配属にあたっては学生の希望を考慮するが、全員の希望を必ず満たせる保証はない。
・準備 (前年度1~3月)
前年度卒業研究発表会に出席し、聴講すること。
その他準備については指導教授の指示に従うこと。
・実施(4月~8月)
卒業研究は指導教授と緊密な連絡を取り、必要な指導を受けた上で本人の責任で推進すること。
ゼミによる発表・討論や文献調査等を通じてテーマを選定し、研究を推進する。 (指導教授の指示に従うこと)。
第1回:卒業研究の全体像を把握し、到達目標を認識する(コミュニケーション力、知識獲得力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性、多様性創発力)
第2回:研究分野の全体像を把握するための文献を精読し、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う(コミュニケーション力、知識獲得力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性、多様性創発力)
第3回:研究分野の基礎知識・技法を習得するための文献を精読し、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う(コミュニケーション力、知識獲得力、組織的行動能力、専門性)
第4回:研究分野の基礎知識・技法を習得するための、第3回とは異なる文献を精読し、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う(コミュニケーション力、知識獲得力、組織的行動能力、専門性)
第5回:研究分野の基礎知識・技法の応用例を把握するための文献を精読し、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う(コミュニケーション力、知識獲得力、問題解決力、組織的行動能力、専門性)
第6回:研究分野の基礎知識・技法の応用例を把握するための、第5回とは異なる文献を精読し、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う(コミュニケーション力、知識獲得力、問題解決力、組織的行動能力、専門性)
第7回:研究分野の研究・開発事例を調査・考察し、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う(コミュニケーション力、知識獲得力、問題解決力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性、多様性創発力)
第8回:第7回とは異なる視点で研究分野の研究・開発事例を調査・考察し、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う(コミュニケーション力、知識獲得力、問題解決力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性、多様性創発力)
第9回:第7~8回とは異なる視点で研究分野の研究・開発事例を調査・考察し、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う(コミュニケーション力、知識獲得力、問題解決力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性、多様性創発力)
第10回:これまでの活動を踏まえて調査・特定した研究課題について、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う(コミュニケーション力、知識獲得力、問題解決力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性、多様性創発力)
第11回:第10回での発表・意見交換を踏まえて修正した研究課題ならびに考案した課題解決方針について、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う(コミュニケーション力、知識獲得力、問題解決力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性、多様性創発力)
第12回:第11回での発表・意見交換を踏まえた研究課題ならびに課題解決方針に基づく、卒業研究論文提出までの具体的な研究行動計画について、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う(コミュニケーション力、知識獲得力、問題解決力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性、多様性創発力)
第13回:第12回での発表・意見交換を踏まえて決定した研究行動計画に基づく、第1段階の行動結果について、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う。(コミュニケーション力、知識獲得力、問題解決力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性、多様性創発力)
第14回:卒業研究1を総括するために作成する進捗状況報告書案について、口頭・書面による発表ならびに意見交換を行う。(コミュニケーション力、知識獲得力、問題解決力、組織的行動能力、創造力、自己実現力、専門性、多様性創発力)
※ 「卒業研究2」とあわせて1年間にわたる勉学なので、余裕のある計画のもとで行うこと。
・卒業論文執筆に向けた研究調査、課題の発見・特定、解決に向けた研究方針・計画を含む進捗状況報告書を作成し、学科に提出する (7月末頃)。
※学科に提出する前に、指導教授の閲読を必ず経ること。 (指導教授に無断で提出した場合には、不合格となる場合がある。)
・日頃の研究推進活動または進捗状況報告書に若干の不備・不足があった場合、2週間程度の追加研究期間の後、進捗状況報告書を再提出する (8月中旬)。再提出対象者氏名は指導教授から発表される。
※研究推進活動または進捗状況報告書に不備・不足があった場合に必ず再提出の機会が与えられるわけではないことに注意すること。
・研究室によっては、別途研究室内で発表会を行う場合もある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・ゼミに参加するための準備をした上で参加するように心がける。特に、発表担当である場合には、指導教員の指示に従い、発表の準備を十分に行うこと。
・卒業研究はゼミの時間だけで行うものではないので、計画的に研究を行うように心がけること。
・学科単位で実施する講習会等には原則として参加し、研究活動に役立てること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・卒業論文、または卒業研究の作成等に対して専門分野に関する必要な論文作成、研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 進捗状況報告書の質・量、および、当該学期にどのようにテーマに取り組んでいたのか、ならびに、研究活動で発現したコンピテンシーの程度を評価対象とし、情報工学科専門性を含むコンピテンシー段階を評価基準とする。このため、研究室に来ないなど、真面目に取り組んだと認められない場合には不合格となり、続く学期に「卒業研究II」を履修できなくなる場合もあるので十分注意すること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
60点台のめやすは以下の通りである。採点および不合格判定のめやすはmanabaを通じて開示する。
『ゼミに概ね出席し、調査や発表を質・量共に指導教授の指示を概ね守って行っている。また、ゼミ以外の研究も指示された程度に行っている。進捗状況報告書では、必要最小限の課題特定や研究方針・計画について通常の記述力・論理力で記している。全体を通じて、指示された範囲を超えない研究活動であり、他の学生への開示はすべきではない。』
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
Webexによるミーティング、SNS等コミュニケーションツールを適時的確に使用する。具体的にはその都度指示する。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他/実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要に応じて,Webexミーティング,Google共有ドライブ,Googleクラスルーム,SNS等コミュニケーションツールを用いて双方向型の学び及び自主学習支援を実施する.具体的にはその都度指示する.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
その都度指示する。
その他特記事項
告知する情報の内容・量・緊急性などを考慮して、以下のいずれかの方法により履修生、履修予定生に告知する。(1)manaba卒業研究のページ(全研究室対象、参考URLに記載)、(2)C-plus/manaba履修者連絡通知機能による登録e-mailアドレスへの送信、(3) 情報工学科 Webpage への掲載、(4) 3号館6、7、8階情報工学科掲示板への掲出、 (5) 全学メールアドレスへの送信。
参考URL
当該年度の卒業研究に関するmanabaコース