シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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生命科学英語初級 | 2024 | 前期 | 月1 | 理工学部 | 岩舘 満雄、浅井 智広、上村 慎治、諏訪 裕一、徳山 奈帆子、福井 彰雅、箕浦 高子、村上 浩士 | イワダテ ミツオ、アザイ チヒロ、カミムラ シンジ、スワ ユウイチ、トクヤマ ナホコ、フクイ アキマサ、ミノウラ タカコ、ムラカミ ヒロシ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
SE-BI1-9A04
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
10人前後の小グループに分かれ、生命科学に関する英語の文献を輪読する。生命科学の基礎的内容や環境問題などに関して、内容はやや専門的だが、比較的やさしい英文で書かれた教科書等を使用する。また、文献の内容に関連する様々な話題について、討論を行う。
科目目的
生命科学分野の英語文献を読解する能力を養うとともに、科学的な思考方法の鍛錬を行うことを授業の目的とする。また授業の中で、学生生活で直面する様々な問題についての解決方法などを、教員とともに議論する能力を身につけることも目的の一つである。
到達目標
生命科学の基礎的内容や環境問題などに関する英語の文献を輪読し、基本的な生物学の専門用語や科学英語に必要な文章表現を理解する。また、理科系の実験・研究に必要な科学的思考方法を学ぶとともに、生物学に限らず様々な問題について、教員や仲間とともに議論する能力を身につける。
授業計画と内容
10人前後のグループに分かれて実施する。各グループを一人の教員が担当する。全14回の授業をとおして、定められた英語文献を少しずつ読み進める。始めのうちは一回の授業で読み進む分量はわずかに留め、文章の読み方や内容の把握の仕方を中心に学ぶ。次第に読み進む速度を上げ、学期の終わるころには何ページかの文章を一気に読めるよう指導する。また毎授業、大学における学習法や生活のあり方などについて、教員とともに短時間の討論を行う。
"What Is Life ? : A Guide to Biology" by Jay Phelan, 5th ed. から抜粋
第1回 ガイダンス「生命科学と英語」、グループ分け
第2回 Chapter 1 Scientific Thinking (科学的な思考方法)
Chapter 2 The Chemistry of Biology (生物学で用いる化学)
第3回 Chapter 3 Molecules of Life (生命を担う分子)
Chapter 4 Cells (細胞)
第4回 Chapter 5 Energy (エネルギー)
Chapter 6 DNA and Gene Expression (DNAと遺伝子発現)
第5回 Chapter 7 Biotechnology (バイオテクノロジー)
Chapter 8 Chromosome and Cell Division (染色体と細胞分裂)
第6回 Chapter 9 Genes and Inheritance (遺伝子と遺伝)
Chapter 10 Evolution and Natural Selection (進化と自然淘汰)
第7回 Chapter 11 Evolution and Behavior (進化と行動)
Chapter 12 The Origin and Diversification of Life on Earth (地球生命の起源と多様化)
第8回 Chapter 13 Animal Diversification (動物の多様性)
Chapter 14 Plant and Fungi Diversification (植物と菌類の多様性)
第9回 Chapter 15 Microbe Diversification (微生物の多様性)
Chapter 16 Population Ecology (個体群生態学)
第10回 Chapter 17 Ecosystems and Communities (生態系と生物群集)
Chapter 18 Conservation and Biodiversity (保全と生物多様性)
第11回 Chapter 19 Plant Structure and Nutrient Transport (植物の構造と栄養輸送)
Chapter 20 Growth, Reproduction, and Environmental Responses in Plants
(植物の発生と生殖、環境応答)
第12回 Chapter 21 Introduction to Animal Physiology (動物生理学の基礎)
Chapter 22 Circulation and Respiration (循環と呼吸)
Chapter 23 Nutrition and Digestion (栄養と消化)
第13回 Chapter 24 Nervous and Motor Systems (神経系と運動系)
Chapter 25 Hormons (ホルモン)
第14回 Chapter 26 Reproduction and Development (生殖と発生)
Chapter 27 Immunity and Health(免疫と健康)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストを事前に精読し、内容を理解するとともに疑問点を整理しておくこと。理解度確認のため、随時課題を課すことがある。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 講義を通じて詳細に説明する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
補助教材として、関連する英語の動画サイト等を紹介することがある。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは初回授業時に配布する。辞書や参考資料については、随時紹介する。
グループによっては独自の教材を用いる場合がある。
その他特記事項
初回授業時に簡単なガイダンスを行い、資料配布とともに各グループおよび実施教室を通知する。