シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 国際法総論2 | 2026 | 秋学期 | 火3 | 法学部 | 小島 千枝 | コジマ チエ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-IL2-002L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国際法は、外務省や国際組織で働く者のみならず、国内行政、企業、法曹に関わる者のすべてに必要な知識です。従来、分権的な国際社会における国家間の関係を規律する法として説明されてきた国際法は、人権や環境等の人類の共通利益を実現するためのルールが増大するにつれて、市民社会を含むより普遍的なレヴェルで合意形成を図り履行していく必要性に迫られています。本講義では、市民社会との関わりに注目しつつ国際法の形成過程や解釈・適用の過程を勉強するとともに、今日的な問題の解決のためにはどのような法を創ってゆくべきなのかを思考する広い視点をもって勉強することを目指します。本講義では、できるだけ皆さんとの対話を重視するとともに、授業内で演習問題に解答してもらいますので、主体的な参加を期待します。
科目目的
本学部のカリキュラム上の国際法の発展科目(開発の国際法、国際人権法、国際環境法、領域の国際法、国際紛争解決法、日本の観点から見た国際法、海洋法の現代的課題など)を勉強するために必要な基礎知識を身につけます。
到達目標
基本的な条約、判例、学説等を理解し、それらを国際法の応用問題に当てはめることができるようになる。
授業計画と内容
第1回 国際法の基礎(国際法1の復習)
第2回 個人を保護する国際法
第3回 難民と国際法
第4回 国際刑事法(国際犯罪と個人)
第5回 国際刑事法(国際刑事裁判所)
第6回 国際環境法
第7回 海洋環境法
第8回 環境と貿易、環境と人権
第9回 国境を越える企業活動と国際法
第10回 国際紛争の平和的解決(概論)
第11回 国際紛争の平和的解決(国際司法裁判所)
第12回 国際安全保障法、人間の安全保障
第13回 武力紛争法/国際人道法
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 90 | 分析力、論理性、明確性 |
| 平常点 | 10 | 授業内での演習問題 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストはとくに指定しないが、以下の中から少なくとも1冊は購入して各自で予習復習を進めること。また、条約集(出版社は問わない)は必ず購入してください。
杉原高嶺『基本国際法(第4版)』(有斐閣、2023)
岩沢雄司『国際法(第2版)』(東京大学出版会、2023)
長田祐卓, 齊藤功高他『現代に生きる国際法』(尚学社、2022)
浅田正彦編著『国際法(第5版)』(東信堂、2022)
柳原正治ほか編『プラクティス国際法講義(第3版)』(信山社、2017)
その他の参考書は以下の通りです。
ヴォーン・ロウ著(庄司克宏監訳、小島千枝他共訳)『かんがえる国際法』(白水社、2024年)
小松一郎『実践国際法(第3版)』(信山社、2022)
別冊ジュリスト『国際法判例百選(第3版)』有斐閣(2021)
森肇志・岩月直樹『サブテクスト国際法:教科書の一歩先へ』(日本評論社、2020)
森肇志ほか『分野別国際条約ハンドブック』(有斐閣、2020)
薬師寺公夫ほか『判例国際法(第3版)』(東信堂、2019)