シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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バイオメカニクス | 2024 | 後期 | 木3 | 理工学部 | 和田 匡史 | ワダ タダシ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-HI4-CC36
履修条件・関連科目等
「人体の構造と機能」の単位を取得済みであることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
解剖学的観点から人間のからだのつくりを理解し、バイオメカニクス、生理学の実験データをもとに人間の動きについて解説していく。これまで経験してきた様々な動作を理論的に解明し、動作効率の改善や新たな生活ツールの開発などを考える。
科目目的
ヒトの生命科学について、バイオメカニクス、生理学の観点から、動作を分析して理解する。
ヒトの行動を測定する方法を学ぶ。分析した結果から、様々な動作の特徴を理解する。
到達目標
人間のからだの形態と機能について、バイオメカニクス、生理学、解剖学分野から学び、その特徴を理解する。また、日常生活の動作改善に繋げる。
授業計画と内容
[1] 序論(バイオメカニクス、生理学、解剖学)
[2] 姿勢(人間の理想の姿勢、姿勢調節)
[3] 歩行①(歩行動作に関わる知識)
[4] 歩行②(歩行動作分析)
[5] 走る(走行動作分析)
[6] 跳ぶ①(ジャンプの基本動作)
[7] 跳ぶ②(ジャンプの応用動作とその分析)
[8] 投げる(投げの動作の分析)
[9] 空気抵抗(物体の空中での動特性)
[10] 泳ぐ(泳動作の特徴とその分析)
[11] 筋力、筋パワー(人間の発揮する力、パワーのしくみ)
[12] 運動と肥満(エネルギーの需要と供給)
[13] スポーツと睡眠(運動と休養の関係)
[14] ストレスタンパク質(からだを守るタンパク質)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本講義は身体内部での力の発揮から身体外部への力の伝達を扱い、身体組成を扱う形態学から力学、生理学、生物学などの予備知識を必要とします。受講者は講義時間外にこれらの専門書を読み、学習しておくことが望ましい。毎回授業前にmanabaに目を通した上で出席すること。また、講義内容をテキストにてあらかじめ予習することと、講義終了後は配布資料、テキストによって復習に取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | バイオメカニクスについて基礎知識を理解したうえで、生体の動きをバイオメカニクスの観点から説明できるかどうかを評価します。 |
平常点 | 40 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
達成基準:各講義内容の人間の動作をバイオメカニクス、生理学的に説明できること。
講義の形態によって、評価の割合が変わることがあります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaの活用。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
石井喜八、西山哲成編著、「スポーツ動作学入門」、市原出版、2002年発行、2,700円+税
参考文献:
田口貞善、矢部京之助、伊坂忠夫編、「スポーツサイエンス入門」、丸善、2010年発行、2,900円+税
塩田清二、竹ノ谷文子編、「スポーツアナトミー」、丸善出版、2014年発行、2,900円+税