シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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卒業研究Ⅱ | 2024 | 後期 | 他 | 理工学部 | ホーテス シュテファン | ホーテス シュテファン | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-OC4-CA92
履修条件・関連科目等
学科で定めた卒業研究着手要件を満たしていること
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
卒業研究2においては、自分の研究計画を実行するによって、卒業研究1の期間中、収集・整理したデータを解析し、卒業論文を執筆する。データ解析に関しては、最初に探索的解析を実施する。探索的解析の結果を踏まえて、データを補う必要があるかどうか判断する。必要に応じてデータを補い、統計解析に使うデータを用意する。データの特性に合わせて、適切な統計解析方法を選び、解析を行う。解析の結果をまとめ、図や表などで可視化する。自分の研究結果を先行研究と照らし合わせ、解釈し考察する。卒業論文の内容を序論、方法、結果、考察、結論に分けて、執筆する。研究について口頭発表するために分かりやすいスライドをを作成するための研究に使ったデータとそれぞれの変数に関する情報(メタデータ)を整理し、本論文の最終版と共に電子ファイルとして提出する。
科目目的
身につけた卒業研究の実施に必要な知識や能力を活用し、卒業論文を執筆し、研究成果を発表することを目的とする。
到達目標
卒業研究は3年次までの講義や演習・実習によって培ってきた人間総合理工学全般の知識を基に、指導教員と設定した研究テーマに関わる研究を行い、大学院でさらに高度な研究を行う力や社会で遭遇する問題の解決能力を涵養することを目的としている。学年の最後に成果としてまとめる卒業論文が、在学中に獲得した知識や能力を十分に活用出来ることを到達目標とする。
授業計画と内容
指導教員と設定したテーマに関わる調査を行い、背景や課題を抽出し、それらを解決するための研究計画を立案し、実際に取得・解析等を行う。年度末にはそれをまとめ、卒業論文を提出する。また、学科内で行う卒業研究発表会で発表を行い、そこでの評価を基に卒業論文を修正する。
第1回 データ解析の基礎 ― 探索的解析から仮説検証まで
第2回 探索的データ解析 ― 値の頻度分布、平均値、ばらつきなど
第3回 仮説に関する答えを導く ― 統計検定やモデル選択
第4回 学術論文の書き方 ― 問題発見から提案までの流れ
第5回 序論の書き方 ― 研究課題の意義を伝える
第6回 序論の書き方 ― 文献検索術の再検討
第7回 方法についての説明 ― 目的に応じた手法の選択
第8回 結果のまとめ方 ― 研究の「ストーリー」の構築
第9回 結果のまとめ方 ― 複雑な内容を可視化する
第10回 考察の書き方 ― 自分の成果と先行研究を関連させる
第11回 結論の書き方 ― 新たに言えるようになったことや今後の課題
第12回 論文、抄録、発表スライドの書式 ― レイアウトや引用文献の書式
第13回 付録の作成 ― データとメタデータ
第14回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指導教員と十分に相談し、指導を受けながら、卒業研究を進めること。また、設定テーマ関連の論文などを日常的に収集、整理すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・卒業論文、または卒業研究の作成等に対して専門分野に関する必要な論文作成、研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 先行研究のまとめ、引用文献の整理、研究手法のレビューにおいて、適切な手法を使い、多くの情報を目的に合わせてまとめられること。 |
平常点 | 30 | 授業に常に積極的に参加し、自分の意見を表現し、相手の発言に対して建設的なコメントができること。 |
その他 | 40 | 卒業研究計画に沿って行動し、研究分野の発展に貢献できること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
日々の学習・研究に対する取り組み方、卒業研究発表会における発表内容などを総合して評価します。出席率が90%に満たない場合や課題が提出されない場合は、「E」判定とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
卒業論文の原稿の添削。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
指導教員と設定したテーマに関連して収集した成書・論文等