シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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生物学実験Ⅱ | 2024 | 後期 | 水6 | 理工学部 | 徳山 奈帆子 | トクヤマ ナホコ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
QC-TC2-B104
履修条件・関連科目等
生命科学科以外の教職理科志望者は必修。総合3群の生物学1,2も履修する必要がある。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
人類がエネルギー、人口(食料)、環境の3問題に直面した今、いかなる分野であれ人にものを教える立場の人間は、生命について知っておく必要がある。地球生態系を支える生物の基本構造と機能について、細胞から個体、個体群に至る様々なレベルで観察し、生物界の特徴である多様性にふれる。そのうえで、生物界における人類の位置づけと、人類の一人としての生命観の獲得を目指す。野外での個体から個体群レベルでの観察を行う。中学、高校の理科教員志望学生のための教職科目。
科目目的
中学教職理科あるいは高校生物教員として、生物学教育に必要な野外における実験手法、安全管理などの基礎知識を学ばせる。理科教育は、実物と実際の現象に根ざしたものであること、特に野外における教員自身の好奇心と観察や科学的疑問への意欲が不可欠であることを理解させる。
到達目標
教職における生物学教育に必要な生物学実験の基本作業を習得するとともに、生物と自然の観察方法だけでなく、理科教員としての幅広い素養を身につけることをめざす。
授業計画と内容
日曜に4回の野外実習を集中で行う。天候等により、日程や内容、順番が変更される可能性がある。
第1日 陸棲動物の多様性
第2日 水棲動物の多様性
第4日 生態系と植生遷移
第3日 生命の歴史と進化
いずれも出席とレポートの提出が必要である。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
野外の生物や自然に常に注意をはらい、興味のあるものについては種名を調べたり、形態の観察などを行なったりすること。ルーペや双眼鏡を持ち歩くことを推奨する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 毎回講義終了後までにレポート課題を与える。 |
平常点 | 40 | 講義への参加や積極性を評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考図書:教職課程を履修する学生は、高校生物の資料や図説(例:サイエンスビュー生物総合資料)を一冊購入する方が望ましい。なお、高校で購入した同等の内容の図説等副教材がある場合はそれを利用してよい。
その他特記事項
理科の一般的な基礎知識と意欲があれば高校時代に生物未履修でも問題ないが,高校教科書を入手して自習するなどの努力は必要に応じてすること。
入場料(各回1000円以下)が必要になる可能性がある。