シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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法と文学 | 2024 | 後期 | 水4 | 総合政策学部 | 堤 和通、黒田 絵美子、永松 京子 | ツツミ カズミチ、クロダ エミコ、ナガマツ キョウコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-OC3-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
『アラバマ物語(To Kill a Mockingbird)』、『12人の怒れる男(Twelve Angry Men)』を取り上げる。いずれの作品についても、関連する作品を併せて7~8編紹介、解説する。
科目目的
法を題材とする映画を取り上げる。映画の鑑賞・解題・批評を通じて、題材になっている法に関するテーマについての考察を深化させ、同時に、法に関するテーマの考察から、映画の解題・批評を深化させる。法学と文学が、相互に内容を深める関係にあることを知って、法の理念と現実の運用、理念に掛ける法曹や運用に当たる市民(陪審員)の姿、それに裁判の当事者や周辺の人々の生活世界との係わりを学び、法(裁判)と社会、人々の日常の係わりを考える姿勢を身に着ける。
到達目標
法学と文学が、相互に内容を深める関係にあることを知って、法の理念と現実の運用、理念に掛ける法曹や運用に当たる市民(陪審員)の姿、それに裁判の当事者や周辺の人々の生活世界との係わりを学び、法(裁判)と社会、人々の日常の係わりを考える姿勢を身に着ける。
授業計画と内容
① ガイダンス
②『アラバマ物語(To Kill a Mockingbird、米国(1962年))』(1)
概要解説と本編鑑賞
③『アラバマ物語』(2)
概要解説と本編鑑賞
④『アラバマ物語』(3)
作品のおさらいと作品背景(1930年代、アメリカ南部)
⑤『アラバマ物語』(4)
作品背景(Scottsboro case)
⑥『アラバマ物語』(5)
差別、映画『ミシシッピ・バーニング』、『ドライビング・ミス・デイジー』
⑦『アラバマ物語』(6)
差別、映画『エデンより彼方へ』
⑧『アラバマ物語』(7)
平等の理念、映画『フィラデルフィア』
⑨『アラバマ物語』(8)
平等保障の歴史、映画『アミスタッド』
⑩『アラバマ物語』(9)
ヒーロー・アティカス、映画『評決』
⑪『アラバマ物語』(10)
作品の語り手
⑫『12人の怒れる男』(1)
概要解説と作品鑑賞
⑬『12人の怒れる男』(2)
概要解説と作品鑑賞
⑭『12人の怒れる男』(3)
対話と熟議
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 授業内容の把握が適切であるか評価する。二作品の理解や関連のトピックについて問う。 |
成績評価の方法・基準(備考)
リアクションペーパーを加点に用いることがある。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
リアクションペーパーの提出を求め、授業内容の把握と関心を高める。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業時に参考文献を紹介する。講義ではパワーポイント、ワード文書などを資料として配付。
その他特記事項
-二つの主作品の十分な把握が前提になるので、授業時間の上映、鑑賞で把握しきれない場合には、DVDのレンタルなどで各自補うこと。