シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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犯罪統御Ⅰ | 2024 | 前期 | 木3 | 総合政策学部 | 堤 和通 | ツツミ カズミチ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-CR3-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
主要な刑罰論について、沿革、理論構成、関連する社会モデル、現在の評価を概観する。組織化という現代の社会構造に結びつく犯罪問題として組織犯罪を取り上げる。刑事裁判の原理を学ぶ。
科目目的
主要な刑罰論について、思想的な背景や哲学的な基礎付けを含めて考察する力を身につける。刑罰制度の現代的な展開に目を向ける。刑罰制度に不可分の裁判手続の基礎を習得する。
到達目標
主要な刑罰論について、思想的な背景や哲学的な基礎付けを含めて考察する力を身につける。刑罰制度の現代的な展開を視野に入れて考察する力と、刑罰制度に結び付けて裁判手続を考察する力を身につける。
授業計画と内容
第1回:ガイダンス
第2回:社会復帰論①(概要、少年法)
第3回:社会復帰論②(現代での展開・評価)
第4回:抑止論①(概要)
第5回:抑止論②(検討、特に行動モデルについて)
第6回:応報刑論(公正としての正義、義務論)
第7回:RJ(Restorative Justice)
第8回:刑罰論と社会モデル①(価値の共有と中立性原理)
第9回:刑罰論と社会モデル②(リベラリズム、リパブリカニズム)
第10回:現代社会の刑罰①(組織犯罪概要、特徴)
第11回:現代社会の刑罰②(新しい刑罰)
第12回:刑事裁判①(概要)
第13回:刑事裁判②(正義の原理)
第14回:刑事裁判③(自由の原理)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 授業内容を把握しているかを評価する。論述形式の出題。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
リアクションペーパーの提出を求め、授業内容の確実な理解を図る。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業時に参考文献を紹介する。講義でパワーポイント資料を配布。