シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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犯罪統御Ⅱ | 2024 | 後期 | 木3 | 総合政策学部 | 堤 和通 | ツツミ カズミチ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-CR3-0002
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
犯罪という行為のカテゴリーを法学と法の隣接領域から考察する。
科目目的
一定の行為が犯罪というカテゴリーに入るのはなぜなのかを考える力を身につける。法律上の犯罪概念の骨格を把握したうえで、犯罪概念を基礎づける社会哲学上の考え方を知る。それに加えて、社会の組織化に対応する犯罪概念について考える力を見につける。期間を通して、正義という法原理が犯罪概念をどのように説明するかを考える。
到達目標
一定の行為が犯罪というカテゴリーに入るのはなぜなのかを考える力を身につける。
授業計画と内容
第1回:ガイダンス
第2回:法と経済学①(外部効果の内部化アプローチ)
第3回:法と経済学②(随伴費用、カラブレイジのルール)
第4回:功利主義①(概要、行為功利主義)
第5回:功利主義②(ルール功利主義)
第6回:ハーム・プリンシプル
第7回:義務論と行為理論
第8回:犯罪概念と中立性原理
第9回:犯罪成立の主観的要件①(故意、過失)
第10回:犯罪成立の主観的要件②(法の不知、違法性の意識)
第11回:違法性阻却
第12回:責任阻却
第13回:組織法のなかの犯罪概念①
第14回:組織法のなかの犯罪概念②
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 授業内容の把握が十分であるかを評価する。論述形式の出題。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
リアクションペーパーの提出を求め、授業内容の確実な理解を図る。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業時に参考文献を紹介する。講義ではパワーポイント資料を配布する。