シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎演習Ⅰ | 2024 | 前期 | 金4 | 総合政策学部 | 篠木 幹子 | シノキ ミキコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-BS1-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習ではレポートや論文の執筆において必要な思考の技法や調べ方について学習する。とりわけ質的調査、量的調査の内容や調査の基礎知識を習得してもらうことで、レポートを書くための方法論を学習する。具体的には、(1)調査法を理解する、(2)グループごとに関心があるテーマおよびそれに対する問いを設定し、学習した方法論を用いて調査をする、(3)レポートを書く、という内容で学習をすすめる。これらの中で、レジュメの作り方、レポートの書き方も習得する。
科目目的
本科目の目的は次の通りである。
(1)論理的な思考法を理解する。
(2)社会調査法を理解する。
(3)複眼的思考法を身につける。
(4)レポートの書き方をに身につける。
到達目標
本演習の履修者は、調査方法に加えて、文献の検索方法、問の発見の方法、物事の考え方や表現方法、レポートの書き方や発表の仕方など、一連の技法を学ぶことを通して、自分自身の関心を明確にし、その考えを適切な形で表現することができるようになることを目指す。
授業計画と内容
第01回 ガイダンス
第02回 複眼的思考の方法・文献検索法
第03回 調査の方法(1)
第04回 調査の方法(2)
第05回 調査の方法(3)
第06回 調査の技法(4)
第07回 KJ法からテーマを見つける
第08回 KJ法からテーマを明確化する
第09回 テーマにそって調べてまとめる(1)
第10回 テーマにそって調べてまとめる(2)
第11回 レポートを書く(1)
第12回 レポートを書く(2)
第13回 レポートを書く(3)
第14回 成果発表
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 最終的に作成するレポートにおいて適切な記述ができているかどうか |
その他 | 50 | 授業内でのプレゼンテーションや議論での貢献度 |
成績評価の方法・基準(備考)
レポート50%、プレゼンテーションや議論での貢献50%によって評価する。全体で60%を超えているものを合格とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献:
苅谷剛彦, 『知的複眼思考法』 講談社+α文庫, 2002年.
宮内泰介, 『自分で調べる技術―市民のための調査入門』 岩波アクティブ新書, 2004年.
川喜田二郎,『発想法(改版)』中公新書,2017年.
そのほかの参考文献は授業中に随時指示する。