シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
経営戦略論 | 2024 | 前期 | 火5 | 総合政策学部 | 林 正 | ハヤシ タダシ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-MN2-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この講義では、経営戦略論における全社戦略と事業戦略の基本的な理論や概念を解説していきます。経営戦略は企業の存続や成長といった長期的な経営成果に関わるため、企業経営において重要な意味を持ちます。経営戦略の検討対象には、企業の基本的な活動領域の選択や、個別事業での競争、そして全社的な資源配分など、さまざまなものが含まれます。この講義では経営学の基礎を確認しつつ、これらの戦略策定の際に考慮すべき重要な点について、一つずつ解説していきます。
科目目的
この講義では、はじめて経営戦略論を学ぶ大学生を対象として、全社戦略と事業戦略の基本的な理論や概念を解説していきます。(1)受講生が企業経営に関心を持ち、経営戦略論の基礎的な概念や分析手法を理解すること、また(2)現実の企業の行動に対して、講義で取り上げる経営戦略論のさまざまな視点から独自の分析を行う力を身につけることを、講義の目的とします。
到達目標
・経営戦略論における基礎的な理論や概念を理解し、それらを説明できる
・経営戦略論における理論や概念を応用して、現実の企業や組織が直面する様々な経営課題を分析し、その解決策を提案できる
授業計画と内容
第01回 イントロダクション
第02回 経営戦略の概念
第03回 外部環境の分析
第04回 経営資源の分析
第05回 コストリーダーシップ
第06回 差別化
第07回 競争ポジション
第08回 製品ライフサイクル
第09回 多角化
第10回 多角化企業の資源配分
第11回 垂直統合
第12回 合併買収
第13回 戦略的提携
第14回 総括
*受講生の理解度や講義の進行速度、社会経済状況によって、順番や内容の変更がありうることに留意してください。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の講義終了後にレポートの提出を求めます。
講義中の説明を踏まえて新聞記事の企業欄やニュースに目を通して考えてみましょう。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 50 | 経営戦略論における基礎的な概念や理論を理解した上で、企業の行動や成果を説明できるかどうかを評価します。 |
その他 | 50 | 講義で取り上げられた経営戦略論の基礎的な概念や分析手法を理解した上で、企業の行動や成果を説明できるかどうかを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験(50%)と、毎回の講義終了後に提出を求めるレポート(50%)によって評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要に応じてmanabaを利用します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
第1回目のイントロダクションにおいて、テキストについて説明します。事前に購入してくる必要はありません。
【参考文献】
・網倉久永・新宅純二朗(2011)『経営戦略入門』日本経済新聞社.
・マイケル・A・ヒット、R・デュエーン・アイルランド、ロバート・E・ホスキソン〔久原正治・横山寛美監訳〕(2014)『戦略経営論 -競争力とグローバリゼーション-』同友館.