シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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経営財務論 | 2024 | 前期 | 火2 | 総合政策学部 | 佐々木 隆文 | ササキ タカフミ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-MF3-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代社会では我々は企業が提供する財、サービスを消費して生活しています。また、多くの人々は従業員として企業に勤めることで生活の糧を得ています。更に、資産の形成という点でも企業が発行している株式、債券は重要な投資対象です。
とりわけこれから社会に出ていく皆さん方にとっては、企業の行動、及び行動の成果を客観的に評価できるようになることはビジネスパーソンとして必須のスキルと言えます。経営財務論(コーポレートファイナンス)では企業の様々な経営問題を抽象的に整理し、合理的な組織の意思決定ルールを学ぶとともに、企業の客観的な評価方法を学んでいきます。
科目目的
企業財務の諸問題について基本的考え方を理解し、企業分析ができるようになること。
到達目標
各回の理論をしっかりと理解し、さまざまな分析手法を実際に使えるようになること。
授業計画と内容
1.イントロダクション
2.貨幣の時間的価値
3.債券の評価
4.株式の評価
5.実物投資の評価(1)
6.実物投資の評価(2)
7.リスクの評価
8.ポートフォリオ理論
9.資本コスト
10. 資本構成
11.ペイアウト政策
12. 企業価値評価
13. オプションの評価
14. まとめ
【関係する職歴】
1990年4月~2007年3月:日興証券(現SMBC日興証券)系のシンクタンク(日興リサーチセンター)に勤務.投資調査部研究員,年金研究所主任研究員,社会システム研究所CSR調査室長等を歴任.株式市場,企業財務,企業年金,企業の社会的責任(CSR)を対象とした調査研究に従事.
【授業内容との関連性】
上記職歴において,会計,ファイナンスの知識を応用した実務に携わってきました.応用力を身につけるためには多くの応用事例を知ることよりも基礎理論のロジックをしっかりと理解することが大切です.講義では実務への応用に関する説明を交えつつ,基礎理論の理解を重視します.
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 講義全体の理解度を問う期末試験を行う。 |
平常点 | 50 | 毎回のコンセプトの理解や応用問題から構成される小テストを行う。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1990年4月~2007年3月:日興証券(現SMBC日興証券)系のシンクタンク(日興リサーチセンター)に勤務.投資調査部研究員,年金研究所主任研究員,社会システム研究所CSR調査室長等を歴任.株式市場,企業財務,企業年金,企業の社会的責任(CSR)を対象とした調査研究に従事.
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
上記職歴において,会計,ファイナンスの知識を応用した実務に携わってきました.応用力を身につけるためには多くの応用事例を知ることよりも基礎理論のロジックをしっかりと理解することが大切です.講義では実務への応用に関する説明を交えつつ,基礎理論の理解を重視します.
テキスト・参考文献等
テキスト:花枝英樹『企業財務入門』、白桃書房、2005年、3,900円