シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習Ⅰ | 2024 | 前期 | 火2 | 総合政策学部 | 黒田 絵美子 | クロダ エミコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF2-SM01
履修条件・関連科目等
演劇・映画・落語などに興味があり、分析的に研究を行って論文もしくは卒業制作に熱意を持っ
て取り組む意欲のある人。とくに、原文でアメリカ演劇作品を読むので英語を読むのが苦にならない人。また、学外での地域活性実習として2022年度は立川市との連携で「砂川子どもまつり」、日野市協賛による「高幡わかたび祭」の企画運営を行った。2023年度もそういった地域振興プロジェクトの企画も行う予定です。授業時間外、とくに夏休みに企画会議や準備を行うのでそちらへの参加が出来る人の履修が望ましい。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【研究テーマ】映像化されているアメリカ演劇の名作、落語、能などの鑑賞・テーマ分析・テキスト分析ののち、ゼミ生間での意見交換を行って、
①テーマの掘り下げ
②自分の分析を論証する時代背景・先行研究の分析
③作品の表現手法の研究
を進める。
授業は、担当者によるプレゼンとゼミ生間でのディスカッション、指導教授による分析の方向づ
け、参考文献および資料の紹介を中心に進めていく。研究の集大成として4 年次には卒業論文も
しくは卒業制作を課す。
作品研究とは別に、日野市や立川市との連携により地域振興イベントの企画を行う予定。授業時間外、および夏休み中に企画会議、準備を行う。
科目目的
さまざまなジャンルの劇作品について、時代背景や作者の創作意図といったテーマ的分析と表現
形態およびその劇効果といった手法的分析を行う訓練を重ねることにより、作品に描かれる多様な
人物研究を通して、人間の諸相を深く考察する姿勢を身につけることを目的とする。
地域活性化イベントの実習を通して、人々の交流の場としての祭りの「文化」がコミュニティーの中で醸成されていく過程、実施に向けてのさまざまな準備を体験し、その活動の意義を見出すことを目的とする。
到達目標
物事や人を単に表層的・数量的に理解するのではなく、数字やレッテルでは計り知れない人の心や人間関係の機微のわかる感性を持つ人として社会へ出ていただくこと、を目指す。
授業計画と内容
第01 回 イントロダクション
第02 回 作品研究(演劇・手法:リアリズム テーマ:履修生との討議により「家族」、「政治」など注目すべきテーマを決める)
第03 回 作品分析・意見交換
第04 回 学生によるプレゼン(1)
第05 回 学生によるプレゼン(2)
第06 回 関連文献輪読(1)
第07 回 関連文献輪読(2)
第08 回 関連文献輪読(3)
第09 回 作品研究(落語 落とし噺)
第10 回 笑いの研究 文献購読(1)
第11 回 笑いの研究 文献購読(2)
第12 回 学生によるプレゼン(1)
第13 回 学生によるプレゼン(2)
第14 回 前期総括
*立川市や日野市との連携プロジェクトの企画・立案・打合せなどもスケジュールに組み込んでいきます。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
演劇・映画・古典芸能鑑賞を通して、分析・評価の訓練を行う。授業で学んだ分析手法を各自で
観た作品にあてはめる。
地域活性化イベント実施に向けて、学外の運営委員の方々(市役所関係者など)との企画会議に参加する。また、メールのやりとりなども行い、学外の方との関りにおいて必要な言葉遣い、礼儀作法などを体験を通して学ぶ。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | ペーパーテストではなくプレゼンをしていただきます。授業から発展してご自身で研究した成果を口頭で発表してください。 |
レポート | 30 | 授業から発展してご自身で研究した成果を文章で提出してください。 |
平常点 | 40 | ただ出席しているだけではなく、授業への貢献度を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
立川市や日野市との連携によるプロジェクトの成果を何らかの形で発表していただき、プロジェクト主催側や参加者からの評価を得る予定。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
英米演劇の上演台本の翻訳、オリジナル戯曲の執筆、演出のほか、創作落語の執筆、演出を行っています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
演劇ですので、ただテキストを読むだけではなく、実際に上演する場合を想定して細かな解説を行うことが出来ます。
テキスト・参考文献等
各回のテーマに応じてプリント配布