シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習Ⅰ | 2024 | 前期 | 木2 | 総合政策学部 | 篠原 典生 | シノハラ ノリオ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF2-SM01
履修条件・関連科目等
「歴史と文明」、「東アジア社会文化論Ⅰ」を履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【研究テーマ】モノから考える東アジアの現在、過去、未来
発掘によって掘り出されたモノから中国文明を考える中国考古学、遠い昔から人々に大切に伝えられてきたモノの価値を見出す美術史などの手法を基礎として、中国を中心とした東アジアの歴史や文化などに関する内容を取り扱います。
2年生前期は「中国」という地域に関する基本情報を整理し、情報や資料の取り扱い方を実践的に学んでいきます。博物館や美術館を訪れ、実際にモノと向き合い、学びを深めます。条件が整えば、現地調査も行います。
また、2、3年次を通じて自分が得た情報をもとに意見を組み立てる訓練をおこないます。異なる意見を持つ他者とのディベートなどを通じて自分の考えをブラッシュアップするとともに、他者の意見を評価する能力を養いましょう。
科目目的
本演習では前期と後期の一年間を通じて,本学部のディプロマポリシーに定める「専門性に基づく複眼的思考能力」、「コミュニケーション能力」および「多様性理解力」の育成を目指す。
到達目標
具体的なモノを対象として、それが制作された時代背景や文化的位置づけなどを理解するための基礎的な知識を獲得する。
授業計画と内容
第一回 ガイダンス
第二回 基本情報1 地理
第三回 基本情報2 社会
第四回 基本情報3 民族
第五回 基本情報4 文化
第六回 基本情報5 歴史
第七回 グループワーク 基本情報の分析
第八回 中間発表(ディスカッション)
第九回 資料の扱い方
第十回 グループワーク 資料を探す
第十一回 グループワーク 資料を読む
第十二回 グループワーク 資料をまとめる
第十三回 グループワーク 議論の作法
第十四回 まとめ:発表
※あくまでも座学中心となった場合のモデルケースにすぎない。実際の内容は履修生の興味とその時の社会情勢などによって変化する。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
中国に関する記事やニュース報道などを見ておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
第一回 ガイダンス
第二回 中国における歴史と政治
第三回 基礎的史料紹介
第四回 紀伝体と編年体
第五回 グループワーク 史書を読む
第六回 グループワーク 史書を読む(続き)
第七回 グループワーク 史書を読む(まとめ)
第八回 史書以外の文字資料
第九回 出土文字資料
第十回 グループワーク 詩文から歴史を読む
第十一回 グループワーク 出土文字資料を読む
第十二回 グループワーク 出土文字資料を読む(続き)
第十三回 グループワーク 出土文字資料を読む(まとめ)
第十四回 まとめ:歴史の復元について
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | レポートは内容とともに論文としての体裁も評価対象とする。 |
平常点 | 60 | 専門演習では学びの過程を重視する。積極的な参加を望む。 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業中に紹介する歴史書などの文献を下読みしておくこと。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
グループワークで使用するテキストは履修生の興味に応じて授業内で決める。
参考文献は必要に応じて適時紹介する。