シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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事例研究(演習)Ⅰ | 2024 | 前期 | 火3 | 総合政策学部 | 黒田 絵美子 | クロダ エミコ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF3-SM01
履修条件・関連科目等
演劇・映画・落語などに興味があり、分析的に研究を行って論文もしくは卒業制作に熱意を持っ
て取り組む意欲のある人
また、通常のゼミ研究の他に立川市や日野市との連携によるプロジェクトを行います
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【研究テーマ】映像化されているアメリカ演劇の名作、落語、能などの鑑賞・テーマ分析・テキスト分析ののち、ゼミ生間での意見交換を行って、
①テーマの掘り下げ
②自分の分析を論証する時代背景・先行研究の学修
③作品の表現手法の研究を進める
授業は、担当者によるプレゼンとゼミ生間でのディスカッション、指導教授による分析の方向づ
け、参考文献および資料の紹介を中心に進めていく。研究の集大成として4 年次には卒業論文も
しくは卒業制作を課す。
その他、立川市や日野市との連携によるプロジェクトに関し、企画・立案・運営・振り返りを行う。
科目目的
1.さまざまなジャンルの劇作品について、時代背景や作者の創作意図といったテーマ的分析と表現
形態およびその劇効果といった手法的分析を行う訓練を重ねることにより、作品に描かれる多様な
人物研究を通して、人間の諸相を深く考察する姿勢を身につけることを目的とする。
2.フィールドワークとして、立川市や日野市との連携により地域の人たちが楽しめるイベントの企画・立案・運営を行う。演劇研究によって得られたエンターテインメントの知見を生かし、人を喜ばせる楽しみを体感する。また、それに伴う責任や他者との連携の重要性を学ぶ。
到達目標
到達目標は、物事や人を単に表層的・数量的に理解するのではなく、数字やレッテルでは計り知れない人の心や人間関係の機微のわかる感性を持つ人として社会へ出ていただくこと、を目指す。
授業計画と内容
第01 回 前期イントロダクション
第02 回 作品研究(演劇・手法:リアリズム テーマ:社会問題)
第03 回 作品分析・ 意見交換
第04 回 学生によるプレゼン(1)
第05 回 学生によるプレゼン(2)
第06 回 作品研究(演劇・手法:リアリズム テーマ:家族問題)
第07 回 学生によるプレゼン(4)
第08 回 学生によるプレゼン(5)
第09 回 作品研究(1)*作品の選択は履修生との話し合いののちに決定します
第10 回 作品研究(2)
第11 回 作品研究(3)
第12 回 学生によるプレゼン(1)
第13 回 学生によるプレゼン(2)
第14 回 前期総括
*このスケジュールの中に立川市や日野市との打ち合わせ、企画・立案・振返りの回が入ります。別途、イベント実施日の活動もあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
演劇・映画・古典芸能鑑賞を通して、分析・評価の訓練を行う。授業で学んだ分析手法を各自で
観た作品にあてはめる。
学外企画のための情報収集、アイデアや運営方法を企画書にまとめる、などの実践的研究活動。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | 授業で学んだことを発展させてご自身の研究成果をプレゼンしていただきます。 |
レポート | 30 | 授業で学んだことを発展させてご自身の研究成果を文書で提出していただきます。 |
平常点 | 40 | ただ出席しているだけではなく、授業への貢献度を評価します。本年度は学外での活動も行うため、企画への貢献度も評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
英米演劇の上演台本の翻訳、オリジナル戯曲の執筆、演出のほか、創作落語の執筆、演出を行っています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキストを読むばかりではなく、実際に上演する際の状況を細かく解説できます。
テキスト・参考文献等
各回のテーマに応じてプリント配布