シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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事例研究(演習)Ⅰ | 2024 | 前期 | 水3 | 総合政策学部 | 井田 克征 | イダ カツユキ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF3-SM01
履修条件・関連科目等
担当教員による「現代南アジア論」を履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
南アジア地域研究
本演習は,南アジア地域の社会や文化を扱う「地域研究」を学ぶものである。
全14回の授業の中では,これらの領域を扱った概説書や論文,研究書を講読して専門的な知識を獲得するとともに,毎回の授業の中で行われる報告や議論を通じて自身の思考を深めていく。
履修者は各自の興味関心,そして習熟度に沿った資料を選択して,前もってそれを読み込んでおく。そして毎回の授業では,各自の担当個所について報告し,その内容について議論を行う。
長期休暇中などに現地での調査実習を希望する者がいる場合には,授業の中でそのための事前学習も行う。
科目目的
本科目は,本学部のディプロマポリシー(学位授与条件)にもとづいて,「専門性に基づく複眼的思考能力」および「多様性理解力」の育成を目指すものである。履修者は,本演習を通じて以下のような素養を養うことになる。
・南アジアを対象とする地域研究などの学問的手法を身に着けて,それらの学問領域における専門知識を習得する。
・南アジアの社会と文化について学ぶことを通じて,異文化理解・異文化コミュニケーションの能力を身に付ける。
到達目標
本科目では,以下の三点を到達目標とする。
・南アジア地域研究に関連する二次文献資料を自力で読みこなし,その内容について報告・議論できる。
・南アジアの社会や文化に関する専門的な知識を身に付ける。
・自らと異なった文化を生きる人々に対する豊かな想像力を身に付ける。
授業計画と内容
本演習では出席者の興味・関心に応じて講読するテキストを決定する。履修者未確定の現時点では,南アジアの民衆的なヒンドゥー教文化の概説書であるC. J. Fuller, The Camphor Flame: Popular Hinduism and Society in Indiaの講読を検討しているが,実際には出席者の希望や能力に応じて内容や進度は変更される。
出席者はテキストの中で各自の分担箇所を決めて,自分の分担箇所に関してはその内容をまとめたレジュメを作成し,授業の中で内容報告を行う。
第1回 イントロダクション
第2回 Chapter 1: Popular Hinduism and Indian Society講読
第3回 Chapter 1: Popular Hinduism and Indian Society講読(つづき)
第4回 ディスカッション
第5回 Chapter 2: Gods and Goddesses講読
第6回 Chapter 2: Gods and Goddesses
第7回 ディスカッション
第8回 Chapter 3: Worship講読
第9回 Chapter 3: Worship講読(つづき)
第10回 ディスカッション
第11回 現地調査に出るための事前学習(調査計画の検討)
第12回 現地調査に出るための事前学習(現地滞在における注意など)
第13回 現地調査に向けてのプレゼンテーション
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
配布された資料等は,授業時間外に読んでおく。
履修者は,授業の中で順番に簡単な報告などを担当することになるので,各自その準備を行う。
学外で行われる勉強会,異文化理解イベントなどを随時紹介するので,無理のない範囲で積極的に参加してほしい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 自分で一つのテーマを選んで,資料や調査などから得た専門的な知識にもとづいて期末レポートをまとめる。 |
平常点 | 50 | 各履修者には授業の中で簡単な報告が割り振られる。そして授業の中で課題が指示される場合もある。また授業の中ではディスカッションも行われる。これらの作業に積極的に取り組んで,南アジア地域研究や宗教学の方法論と基本的な知識を身に付ける。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:C. J. Fuller, The Camphor Flame: Popular Hinduism and Society in India, Princeton University Press, 1992.
それ以外のテキスト・参考文献に関しては,講義の中で適宜配布,指示などする