シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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事例研究(演習)Ⅱ | 2024 | 後期 | 金3 | 総合政策学部 | 岩田 重則 | イワタ シゲノリ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF3-SM02
履修条件・関連科目等
履修者は、前期の事例研究Ⅰの後継の授業として、より本格的な演習としてとらえてほしい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【研究テーマ】日本の歴史と社会文化。日本の歴史学、社会文化研究、民俗学(事例研究Ⅰ・事例研究Ⅱ、前期・後期共通)
◎受講生は、みずからの手でテーマを設定し、文献学的な研究(またフィールドワークを通して)、そのテーマについての結論を導き出す。
◎本ゼミ受講生の興味・関心は多様であり、各受講生がその興味・関心を伸ばすことができるようにしている。多様なテーマが成立することにより、自分以外の受講生のテーマを理解し、お互いに他者の思考を認め合い、共生する力を、論理のみならず、実感としても養う。
◎本ゼミの共通目標を強いていえば、なにか特別の共通・固定する研究をみんなで行なうことではなく、各受講生の多様なテーマのもとで、他者と多様性をお互いに認め合い、共生していく力を養うことである。
例)2023年度4年生のテーマを例示する。
1930年代メディアの戦争報道研究 ホラー映画の日本的特徴 AKB論 働く女性の労働環境(ジェンダー論) 日本人の英語教育 ラブコメまんが・消しゴムハンコ(作品制作)
例)2023年度3年生のテーマを例示する。
オーバーツーリズム問題 アマチュア野球の国際比較 徳川家康 筋トレ論 日本社会と宗教 日本の食文化 テーマパークと地域の活性化 翻訳論 日韓ワールドカップ論 ジェンダーと職業 政治権力者論 海外からみた日本文化 俳優キャラクター論 ファストファッション論 映画ポスター比較文化論 デザイン論 日本の英語教育 女性の労働問題 戦時下アイドル論 二世帯住宅論
科目目的
◎科目目的(事例研究Ⅰ・事例研究Ⅱ、前期・後期共通)
日本の歴史と社会文化研究。
⑴受講生がみずからの課題を自分の力で設定し、解決する能力を身につける。
⑵多様性の理解と尊重。各受講生が異なる課題を持つことになるので、他の受講生の多様な課題を理解し、実感としても多様性を尊重する姿勢を身につける。
⑶平和を希求する。
到達目標
◎到達目標(事例研究Ⅰ・事例研究Ⅱ、前期・後期共通)
事例研究Ⅰ・事例研究Ⅱ、前期後期を通じて、受講生に確実に身につけてほしいのは、下記3点である。
⑴先行研究をしっかり踏まえる態度(文献の記述方法も含めて)。
⑵文献学的にせよ、フィールドワークによるにせよ、一次資料をしっかりと扱い、一次資料と一次資料とを照合することのできる、基本的な能力を身につけること。
⑶現実のなかから、観念的あるいは空理空論ではない、確実な疑問(課題)を提出し、それを分析する能力を身につけること。
授業計画と内容
第 01 回 ガイダンス。
*受講生の人数にもよるが、後期は、文献資料を読む訓練、ひとつの論文・作品をまとめるために必要な論文・文献を読む訓練を重視する。いったんは、受講生のテーマから離れて、特定の資料を協力して読むことも考えている。
*後期の論文・著作発表は、批評により、自分の意見の主張する訓練を兼ねる。
第 02 回 論文・著作発表3回目⑴
第 03 回 論文・著作発表3回目⑵
第 04 回 論文・著作発表4回目⑴
第 05 回 論文・著作発表4回目⑵
*論文・著作を読む訓練に続き、次に、文献資料を読む訓練を行なう。
*文献資料を「読む」とはどういうことか、以下、やり方を実際に身につける。
どこでもあるものとして、ある特定の時期の新聞を読んでみたらどうか、と考えている。
(読む文献資料は未定)
第 06 回 文献資料を読む訓練⑴
第 07 回 文献資料を読む訓練⑵
第 08 回 文献資料を読む訓練⑶
第 09 回 文献資料を読む訓練⑷
第 10 回 文献資料を読む訓練⑸
*4年次に向けて、卒業論文の着想発表をする。
3年次前期までに設定したテーマからの変更があっても可。
第 11 回 卒業論文着想発表⑴
第 12 回 卒業論文着想発表⑵
第 13 回 卒業論文着想発表⑶
第 14 回 まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業での発表がくりかえされるので、前回の発表を確認した上での、発表の準備を行なう。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 資料の提示。 論理性。 表現の適切さ。 |
平常点 | 50 | 授業での出席。 討論・意見。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席・研究課題へ取り組む姿勢、他の受講生との相互交流・意見交換・質疑応答の姿勢、プレゼンテーション、レポートにより評価する。
*緊急時を除き、授業の欠席などについては、事前にメールなどによる連絡をしてほしい。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
適宜指示する。