シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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事例研究(演習)Ⅱ | 2024 | 後期 | 火3 | 総合政策学部 | 黒田 絵美子 | クロダ エミコ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF3-SM02
履修条件・関連科目等
英語文献講読が主体となるので、英語講読が苦にならない学生の履修が望ましい。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【研究テーマ】主に英米演劇の代表的な作品の原書講読を行い、それらの作品に関する評論についても文献研究および、映像化されている作品に関しては原作テキストと映画化されたものとの比較検討を行う。
また、内容に関して意見交換を密に行って、多角的に理解を深める。
前期に引き続き、立川市や日野市との連携プロジェクト(学外)の企画・立案・運営・振返りを行う。
科目目的
英米演劇のテキスト講読を通して、その作品が書かれた社会背景を検証し、登場人物たちの人間関係、心理状況について、深い考察と分析を行う。
演劇という行為にともなうさまざまな事象、演出方法、演技・表現方法、観客論、劇場の環境などについても関心を広げ、単なるテキストとしての戯曲講読にとどまらず、上演を視野に入れたアプローチを行う。
前期に引き続き、立川市や日野市との連携プロジェクト(学外)の企画・立案・運営・振返りを行う。
到達目標
到達目標は、物事や人を単に表層的・数量的に理解するのではなく、数字やレッテルでは計り知れない人の心や人間関係の機微のわかる感性を持つ人として社会へ出ていただくこと、を目指す。
演劇研究により得た知見を実践に生かし、地域の子供たちが楽しめるイベントを成功させる。
授業計画と内容
第01 回 後期イントロダクション
第02 回 作品研究(演劇・手法:不条理演劇)
第03 回 作品分析・ 意見交換
第04 回 学生によるプレゼン(1)
第05 回 学生によるプレゼン(2)
第06 回 作品研究(演劇・手法:落語、能)
第07 回 学生によるプレゼン(4)
第08 回 学生によるプレゼン(5)
第09 回 作品研究(1)*作品の選択は履修生との話し合いののちに決定します
第10 回 作品研究(2)
第11 回 作品研究(3)
第12 回 学生によるプレゼン(1)
第13 回 学生によるプレゼン(2)
第14 回 後期総括
*このスケジュールの中に立川市および日野市との連携プロジェクトの企画・立案・振返りの回が入ります。別途、イベント実施日も活動します。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
演劇や映画、歌舞伎、能、落語など、さまざまなジャンルの演劇を率先して鑑賞し、作品のテーマや劇作術について常に興味を持って研究・分析を行う。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | 授業で学んだことを発展させてご自身の研究成果をプレゼンしていただきます。 |
レポート | 30 | 授業で学んだことを発展させてご自身の研究成果を文書で提出していただきます。 |
平常点 | 40 | 出席しているだけではなく、授業への貢献度を評価します。今年度は学外での活動への貢献度も評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
英米演劇の上演台本の翻訳、オリジナル戯曲の執筆、演出のほか、創作落語の執筆、演出を行っています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキストを読むばかりではなく、実際に上演する際の状況を細かく解説できます。
テキスト・参考文献等
テキストについては、Tennessee Williams, Arthur Miller, Lillian Hellman, Eugene O’Neill, Elmer Rice, Peter Shaffer, Harold Pinter など、英米を代表する劇作家の作品の中から、初回授業において履修者の希望を聴取した上で作品を選定する。参考文献は必要に応じて授業の中で紹介していく。