シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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事例研究(演習)Ⅱ | 2024 | 後期 | 金3 | 総合政策学部 | 佐々木 隆文 | ササキ タカフミ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF3-SM02
履修条件・関連科目等
本ゼミナールのテーマに興味があること。
やるべきことをやる責任感があること。
グループワークで他者と協働できること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【研究テーマ】現在の企業は、厳しい国際競争勝ち抜く強さと、社会の諸問題(環境問題、格差、少子高齢化など)に対応する優しさが同時に求められています。企業が地球温暖化、ワークライフバランス、内外の格差問題に積極的に対応していくことは企業にどのような影響を及ぼすでしょうか。近年の研究では、企業が社会的責任を果たすことが経営リスクの低下、不況抵抗力、資金調達能力の向上につながることが示唆されています。また、このような企業行動を後押しする動きとして環境(Environment)、社会(Society)、ガバナンス(Governance)に着目したESG投資が急拡大しています。また、欧米を中心にフェアトレード消費も着実な広がりを見せています。
本ゼミナールでは環境、従業員、社会それぞれにおける諸課題に対し企業がどのように取り組むべきか、わが国でESG投資、フェアトレードを発展させていくための課題について勉強していきます。
ゼミはグループワークを中心に進めていきます。2年次、3年次に同じテーマを取り上げることがありますが、2年次のグループワークでは企業のケース分析が中心となる一方、3年次には企業のデータを用いた実証分析を行い、論理的思考力も平行して高めていきます。また、3年次後半からは個人的に興味があるテーマを設定し研究を深めていくことも行います。ゼミ合宿等についてはゼミ生との話し合いによって決めます。また、教員の実務経験を活かした進路指導も適宜行います。
科目目的
企業が直面している経営問題の本質を理解する
抽象的に経営問題を整理し、論理的に解決方法を考える力を身につける
到達目標
論理的思考力,プレゼンテーション能力,他者と協働する力など社会人として必要な基礎力を身につける。
授業計画と内容
第01 回 イントロダクション
第02 回 因果関係の解明1
第03 回 因果関係の解明2
第04 回 論文輪読:研究開発投資1
第05 回 論文輪読:研究開発投資2
第06 回 論文輪読:研究開発投資3
第07 回 グループワーク:研究開発投資1
第08 回 グループワーク:研究開発投資2
第09 回 グループワーク:研究開発投資3
第10 回 論文輪読:地球温暖化1
第11 回 論文輪読:地球温暖化2
第12 回 論文輪読:地球温暖化3
第13 回 グループワーク:地球温暖化1
第14 回 グループワーク:地球温暖化2
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に論文などを読むこと、他のメンバーと協力して発表資料等を作成すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | プレゼンテーション及びその資料、ディスカッション、提出物から評価 |
成績評価の方法・基準(備考)
プレゼン、ディスカッションへの参加70%、提出物30%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
PC
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
証券系のシンクタンクで企業分析、マーケット分析などを担当
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
応用事例の紹介、実務的インプリケーションに関するディスカッション
テキスト・参考文献等
講義内で適宜提示します。