シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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機器構造解析学 | 2024 | 後期 | 火1 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 三苫 好治 | ミトマ ヨシハル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-VA5-3C64
履修条件・関連科目等
分析化学系科目を受講開始時までに学修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
(1) 1次元1H NMR及び13C NMRスペクトルによる構造解析法を学ぶ。
(2) 2次元NMRの基礎と構造解析法を学ぶ。
(3) 走査型あるいは透過型電子顕微鏡による微細構造の解析法を学ぶ。
(4) NMR 顕微鏡の原理と応用例を学ぶ。
科目目的
近年、生命科学、化学、医薬品・食品開発、材料科学といった幅広い分野で利用されている核磁気共鳴法及び電子顕微鏡による構造解析法を学び、合わせて、分子間や分子内相互作用、分子の運動性など有用な情報を得るための技法を習得する。
到達目標
各種分析法による微細構造の解析法を理解すること、および、以下の知見を身に着ける。
NMRの基礎と環境・エネルギー分野への応用
電子顕微鏡の基礎と環境・エネルギー分野への応用
授業計画と内容
第1回 磁気を用いる分光法の基礎
第2回 1次元1H NMR及び13C NMRスペクトルの解析
第3回 NMRの演習(1H-)
第4回 NMRの演習(1H-, 13C-)
第5回 2次元NMRの基礎
第6回 2次元NMRの演習
第7回 タンパク質の拡散の標識
第8回 核酸の標識と標識核酸を用いる分析法
第9回 顕微鏡の基礎
第10回 光学顕微鏡
第11回 走査型プローブ顕微鏡
第12回 電子顕微鏡
第13回 分析トレーニング(高真空)
第14回 分析トレーニング(低真空)
第15回 到達度確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 授業中に共有するルーブリックに従い、レポートを作成する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。