シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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回路シミュレーション特論 | 2024 | 前期 | 火5 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 山村 清隆 | ヤマムラ キヨタカ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-EL5-5C32
履修条件・関連科目等
学部科目「数値解析」を履修し、「応用数理解析」を履修中もしくは単位修得していることが望ましいが、履修していない人もある程度理解できるよう、「数値解析」「応用数理解析」の復習を交えながら講義する。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
コンピュータによる集積回路設計の基礎について説明し、更に集積回路設計の中で重要な役割を果たす回路シミュレーション技法について講義する。特に非線形回路の数値計算法の理論と実際について講述する。また英語の文献を輪講し、この分野の英文論文を正確に読みこなす能力の習得を目指す。時間に余裕があれば、理解を深めるためにLSI設計に関するビデオ放映や最新のトピックスについて触れる予定である。学部の「応用数理解析」の続編であるので、「応用数理解析」を単位取得しているか履修中であることが望ましい。
科目目的
回路シミュレーション技法の基礎知識と発想法を理解することを目的とする。
到達目標
回路シミュレーションに関する最先端の技術を学習し、回路シミュレーション技法の理論と実際について理解することを目標とする。また、その発想に至るまでの過程を理解することにより、各自の研究において新しいアイデアを着想するための指針を得ることを目標とする。また英文資料を輪読し、この分野の英文論文を正確に読みこなす能力を習得することを目標とする。
授業計画と内容
第1回 回路シミュレーションの原理
第2回 英文資料の輪講1
第3回 英文資料の輪講2
第4回 英文資料の輪講3
第5回 DVD放映
第6回 DVD放映
第7回 SPICE系シミュレーション技術
第8回 回路の定式化とスタンプ
第9回 スパース行列処理技法
第10回 ニュートン法の回路的解釈
第11回 コンパニオンモデル
第12回 多段階数値積分法
第13回 インプリシット数値積分法
第14回 到達度確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 期末試験・演習・平常点の合計値が6割以上であることを要する。 |
レポート | 30 | 期末試験・演習・平常点の合計値が6割以上であることを要する。演習はDVD放映に置き換えることがあり、この場合は当日の出席が重視される。 |
平常点 | 20 | 期末試験・演習・平常点の合計値が6割以上であることを要する。演習はDVD放映に置き換えることがあり、この場合は当日の出席が重視される。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
回路シミュレーション技法に関する研究に従事
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
回路シミュレーション技法について、電気電子情報通信工学での応用例や研究例を交えながら講義する。
テキスト・参考文献等
プリントを配布する。