シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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量子情報特論第一 | 2024 | 前期 | 月4 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 松崎 雄一郎 | マツザキ ユウイチロウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-EL5-5C41
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
量子情報の原理とその応用について学ぶ。具体的には、まず量子情報理論の基礎を説明する。その後、量子センサなどの動作原理について解説を行い、その応用を紹介する。
科目目的
量子情報の基礎を学ぶことで量子の不思議な性質を感じていただき、その性質が実社会に役立つセンサ・計算・通信に役だとことを実感していただく。
到達目標
量子情報理論を習得して、量子センサ・量子コンピュータ・量子通信の動作原理を理解できるようになることを目標とする。
授業計画と内容
(1)量子情報の現状1(原理の説明)
(2)量子情報の現状2(世界動向)
(3)量子情報理論の基礎1(時間発展)
(4)量子情報理論の基礎2(測定方法)
(5)量子情報理論の基礎3(相互作用)
(6)量子情報理論の基礎3(ノイズの定量化)
(7)量子センサの基礎1(動作原理)
(8)量子センサの基礎2(感度の計算方法)
(9)量子センサの基礎3(感度の向上)
(10)量子センサのデバイス1(量子ビット)
(11)量子センサのデバイス2(制御方法)
(12)量子センサのデバイス3(測定法)
(13)量子センサの現状
(14)総括(量子情報の応用方法)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎週教わった内容を復習しておくこと.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 授業の内容の理解を確認するレポートを提出してもらい、理解の度合いによって評価を行う。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献:
・量子論の基礎―その本質のやさしい理解のために (新物理学ライブラリ) by 清水 明 (著)
・Quantum Computation and Quantum Information: 10th Anniversary Edition by Michael A. Nielsen (著), Isaac L. Chuang (著)