シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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空間情報処理 | 2024 | 前期 | 金3 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 鳥海 重喜 | トリウミ シゲキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-PI5-8C21
履修条件・関連科目等
C言語によるプログラミングができること.統計手法に関する基礎知識を有すること.
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
デジタル地図データや社会・統計データなどの空間情報を扱う際に必要となる高度な技術について講義を行う.また,実際のデータを取り扱う演習も行う.
科目目的
様々な地理空間データを組み合わせて活用し,現実の都市や地域に関する分析をするための技術を習得することを目的とする.
到達目標
①空間情報の構造を理解し,②実在する空間情報に対して高度な空間解析を行い,③その結果を適切な方法により可視化できるようになることを目指す.
授業計画と内容
第1回 空間情報処理の概要
第2回 空間回帰モデル
第3回 空間相互作用モデル
第4回 需要と供給の空間的バランス指標
第5回 交通需要予測と利用者均衡配分
第6回 高次元空間情報と簡略化
第7回 時空間データ
第8回 時空間ネットワークモデル
第9回 観客誘導モデル
第10回 演習(1):QGISによる空間解析
第11回 演習(2):ネットワーク分析
第12回 演習(3):時空間データ分析
第13回 最近の研究動向
第14回 総括:これからの空間情報技術
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で取り上げた地理空間データを取得し,GISを利用して実際に可視化や分析を行う.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 達成基準は,「取得した空間情報に対して適切に前処理を行った上で,GISを用いて適切に表現できる」ことである. |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
情報工学科プログラミング演習室で地理情報システムQGISの実習環境を提供する.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考書:貞広幸雄・山田育穂・石井儀光 編集,『空間解析入門』,朝倉書店,2018.