シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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光計測特論 | 2024 | 後期 | 木2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 河野 行雄 | カワノ ユキオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-EL5-5C19
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
計測は実験研究の中で最も基本となる手段の1つであり、中でも光を用いた計測は現代科学技術の至るところで用いられている。本科目では、光の基本的な性質からはじまり、計測のための各コンポーネント、画像化並びに分光のための手法、光計測応用、データ処理に至る一通りの知識を獲得できるよう系統的な内容を提供する。
科目目的
光計測は物理系、化学系、生物系を問わず幅広い分野で用いられる実験手法である。本科目では、光の基礎から計測応用まで系統的な知識を身に付けることを目的とする。また、光領域の中でも新規開拓分野であるテラヘルツ帯計測の理解も目的の1つとする。
到達目標
光計測(テラヘルツ帯を含む)を理解するための物理的基礎、各種コンポーネントの動作原理、計測応用を説明できるようになることを到達目標とする。
授業計画と内容
1 光計測概論
2 光の基礎(電磁気学の立場から)
3 光の基礎(幾何光学の立場から)
4 物質中の光
5 フーリエ光学とホログラフィ
6 光源、センサ
7 計測のための各種光学部品
8 光計測応用(1):長さ計測
9 光計測応用(2):形状計測
10 光計測応用(3):変位・速度計測
11 光計測応用(4):非破壊欠陥検査
12 光計測におけるデータ処理
13 テラヘルツ分光
14 テラヘルツイメージング
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業ごとに学修の内容を指示する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | レポート課題を与える。その内容から理解度を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考書:応用光学―光計測入門(丸善; 第二版)、分光画像入門 (光学ライブラリー; 朝倉書店)
※購入は必須ではない。理解度に応じて他の参考書も適宜用いる。授業の進め方は第1回目にて説明する。