シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊講義(現代ドイツの歴史と社会Ⅰ) | 2024 | 前期 | 他 | 総合政策学部 | ヤンボール アダム |
ヤンボール アダム |
1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-AT2-0005
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この講義は日本語で行われるため、ドイツ語履修者以外の履修も可能である。
ドイツと日本は敗戦の経験や戦後の経済発展など様々な分野で共通点があり、日本人から見ると「親しい国」と認識されている。ただし、社会の在り方や様々な政策(エネルギー、福祉、教育)においてはたいへん異なるところも多い。なぜドイツは日本と違う発展をしたか、そしてその発展の歴史的、社会的背景は何だったのかが、この講義の重要なテーマである。この講義で紹介する歴史的な共通点と相違点を通し、ドイツの現状を学び議論することで、日本についての理解も深まる。
科目目的
幅広くドイツの基礎知識を学習することによって、履修者は自らドイツを対象にした研究を行えるようになることが本講義の目的です。
到達目標
現代ドイツの文化・政策・歴史と社会について紹介する。
戦後ドイツは具体的にどのように発展してきたのか様々な視点から分析する。ドイツについてより深い理解を身につけることを目的にしている。
授業計画と内容
第01回 イントロダクション
第02回 歴史I:ドイツ帝国と国家意識の発展における「故郷」概念
第03回 歴史II:ワイマール共和国
第04回 歴史III:ナチズム(1)1933年~1941年
第05回 歴史IV:ナチズム(2)1941年~1945年
第06回 歴史V:分断ドイツと西ドイツの基本法
第07回 歴史VI:経済の奇跡とドイツ再統一への歩み
第08回 歴史VII:再統一したドイツとEUの関係
第09回 文化I:地域の多様性
第10回 文化II:ドイツの社会関係・スポーツクラブの役割
第11回 社会I:多文化共生の歴史的発展と現状
第12回 社会II:ドイツにおける右派ポピュリズム
第13回 社会III:環境運動の現出とエネルギー政策
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 講義の内容に関する試験を行います。(対面) |
その他 | 60 | ①グループ発表。一つの講義に関係があるものについて発表動画を作ってもらいます。(グループ発表、1回のみ、10分程度)内容とプレゼン方法を評価します。発表動画を他の履修者にも配信し、評価してもらいます。 ②復習クイズの作成。一つの講義の内容に基づいて履修者向けの復習クイズを作成してもらいます。(1回のみ・グループ作業)他の履修者はクイズに答える(各講義・個人・5分程度)。 ③各講義に関する短い課題を解いてもらいます。(各講義・個人) |
成績評価の方法・基準(備考)
復習クイズへの解答と課題の提出は出席確認にもなります。定めた期間内に復習クイズに答えなかったこと、あるいは課題を提出しなかった回数が4回以上の場合、E判定とします。
同じく、グループ発表に関わらなかった場合、E判定とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
グループ発表と個人課題に関するフィードバックを行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
動画配信。Manabaにおけるグループワーク、課題提出、テスト実施。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
パワーポイントやレジュメ配付(manabaで公開)
参考文献
浜本隆志、高橋憲編 「現代ドイツを知るための67章」第3版、2021年(明石書店)ISBN:4750349666
田野大輔、柳原伸洋編 「教養のドイツ現代史」、2016年(ミネルヴァ書房)ISBN:4623072703
ペーター ガイス, ギヨーム・ル カントレック「ドイツ・フランス共通歴史教科書【現代史】 (世界の教科書シリーズ) 、2008年(明石書店)ISBN : 4750328928
その他特記事項
この科目は、1コマ100分の授業を前提に14回授業を実施します。