シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎演習Ⅰ | 2024 | 前期 | 水4 | 総合政策学部 | 井田 克征 | イダ カツユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-BS1-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この基礎演習は,新1年生がこれからの大学生活において必要とされる基本的な知識や,研究に関する諸技法・ノウハウを身に付けることを目指している。そのために履修者は,実際に自分の関心に沿ったテーマを設定して,資料を集めたり整理し,自分なりの考察や分析を行って,その成果をプレゼンテーションやレポートとしてまとめることになる。これら一連の作業を実地でこなしながら,必要な技術や知識を自分のものとしていってほしい。
前半の授業では主に国際社会における宗教問題や民族問題などに関連する文献を課題として,資料のまとめ方や自分の考察を示すコツ,そしてアカデミックな文章の書き方などを覚えていく。後半の授業では,実際に自分の興味関心にもとづいて自由にテーマを選び,実際に資料を探したり,分析考察を進め,プレゼンテーションやレポートをまとめることになる。
科目目的
本科目は本学部のディプロマポリシー(学位授与条件)である「多様な異文化を理解・受容できる包容力」「問題解決のためのシステム設計、情報の利活用ができる能力」を学ぶ際に必要となる基本的な知識や,学問の技法を身に付けることを目指している。
受講生は毎回の課題をこなし,プレゼンテーションやレポートに取り組むことで,自ら問題を発見してそれについて調査・分析し,その成果を表現するための一連の技術を身に付ける。
到達目標
本科目では,以下のような能力を身に付けることを目標とする。
1.自分自身の問題意識を持ち,研究のテーマを設定できる。
2.研究に必要な資料を選別・収集できる。
3.必要ならば現地調査やインタビューを行うことができる。
4.資料に基づいて適切に考察・分析を行い,独自の見解を示すことができる。
5.自分の考察の経緯と結果を,プレゼンテーションやレポートとして表現できる。
授業計画と内容
授業計画は以下の通りであるが,履修者の人数や理解度,興味関心に応じて授業内容や進度は大きく変わることになる。授業の中で扱う資料や教材は,特に希望がなければ担当教員の専門分野に近いもの(南アジア地域を中心とする宗教文化)の中から選択されるが,履修者の要望に応じて柔軟に対応する。
第1回 オリエンテーション
題2回 ゼミの受け方,資料の読み方について
第3回 資料のまとめ方:「民族」を題材に
第4回 自分の意見をまとめる:「ジェンダー」を題材に
第5回 ディスカッションの練習
第6回 研究テーマの選び方:論文のストーリーを考える
第7回 資料を集める,そしてまとめる:図書館での実習
第8回 資料の深い読み方:「近代」を題材に
第9回 コンプライアンスについて/研究レポートの執筆準備
第10回 読者を想定して論を立てること:いいレポートと悪いレポートはどう違うか
第11回 予備報告
第12回 ディスカッション:「宗教と差別」
第13回 最終プレゼンテーション
第14回 最終プレゼンテーション,まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 期末レポート |
平常点 | 50 | 授業内のディスカッションへの参加度,授業内で課される課題など |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜配布,指示などします。