シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎演習Ⅱ | 2024 | 後期 | 金4 | 横山 陸 | ヨコヤマ リク | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-BS1-0002
履修条件・関連科目等
前期に講義「入門・社会倫理学」および担当教員の「基礎演習Ⅰ」を履修していることが望ましいです。(これらの科目を履修してなくとも、基礎演習Ⅱの履修は可能です。)
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
●ゼミのテーマ「倫理と政策」
基礎演習Ⅰ(前期科目)に続いて、このゼミでは「倫理と政策」をテーマに、社会倫理学の基本と政策への応用について学びます。新書『貧困の倫理学』を教科書にして、世界的な貧困問題へのアプローチとして、倫理学のさまざまな方法論を学びます。①教科書の内容をまとめて学生が発表する、②教員が解説する、③教科書の内容を発展させて、参加者みんなで話し合うという流れで、教科書を読み終えます。なお、担当教員の基礎演習Ⅰ(前期科目)を履修していなくとも、このゼミへの参加は可能です。
●その他
担当教員は2年次以降の講義・ゼミでも、西洋(とくにドイツ・フランスの)哲学・社会倫理学・社会思想に関する授業を行っています。将来、EU圏(とくにフランス・ドイツ語圏)へ留学したい(かもしれない)と思っている学生には、個別相談にも応じます。
科目目的
総合政策学部の理念である「政策と文化の融合」に基づいて、社会倫理学の観点から現代社会のさまざまな問題を批判的(=論理的)に分析し、その背景にある社会の理念や規範を問い直すことを目的とします。
到達目標
総合政策学部の理念である「政策と文化の融合」に基づいて、社会倫理学の観点から現代社会のさまざまな問題を批判的(=論理的)に分析し、その背景にある社会の理念や規範を問い直すことを目的とします。
授業計画と内容
※ゼミですので、参加者の人数や関心・理解度に応じて、実際の内容と進捗度は変わります。
第01回 ガイダンス
第02回 援助の救命モデル(学生の発表+教員の解説)
第03回 援助の救命モデル(内容に関する議論)
第04回 援助のカント主義(学生の発表+教員の解説)
第05回 援助のカント主義(内容に関する議論)
第06回 加害としての貧困(学生の発表+教員の解説)
第07回 加害としての貧困(内容に関する議論)
第08回 地球規模の格差原則(学生の発表+教員の解説)
第09回 地球規模の格差原則(内容に関する議論)
第10回 生存権のための援助(学生の発表+教員の解説)
第11回 生存権のための援助(内容に関する議論)
第12回 自由のための援助(学生の発表+教員の解説)
第13回 自由のための援助(内容に関する議論)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回、教科書の指定の箇所を読み、A4で1枚程度の要約を作成してもらいます。要約はゼミの前日までにmanabaで提出してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 評価の観点 ①レポートの構成・論述が論理的であるか。 ②授業内容を理解していることが読み取れるか。 ③授業内容を応用して、自分の考えが展開できているか。 ●評価の基準 100〜90点・・・①、②、③がどれも十分である場合。 89〜80点・・・①、②が十分である場合。 79〜70点・・・①、②、③が十分とまでは言えない場合。 69〜60点・・・①、②、③が部分的である場合。 不可(D判定)・・・①、②、③について著しい問題がある場合。剽窃などの不正行為が発見された場合。 不可(F判定)・・・成績評価を行えない場合(出席不良あるいはレポート未提出の場合) |
平常点 | 50 | 毎回の課題の提出とその内容。 |
成績評価の方法・基準(備考)
単位取得のためには、毎回の授業への出席とレポートの提出が必須です。出席不良(正当な理由のない欠席は3回まで)もしくはレポート未提出の場合、成績評価の対象外となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【教科書】馬渕浩二『功利主義入門』平凡社,2015年,ISBN4582857701
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