シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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地誌学(法教職) | 2024 | 春学期 | 水5 | 法学部 | 大野 新 | オオノ アラタ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC1-A105
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
地誌学では日本を対象地域とし,日本の全体構成を学ぶことからはじめ,その後日本の各地域をとりあげて,特色や課題を考察していきます。その際には表面的な理解ではなく,地域に横たわる課題に気付き,問題を深く追究する姿勢を養いたいと考えています。
科目目的
この科目は,カリキュラム上の教職科目として位置づけられていることから,この科目での学習を通じて,学生が地誌学に対する認識を深めるとともに,地誌学に対する基礎的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
地誌学は地域を記述し,理解する学問です。複雑な地域の構造をとらえて理解するとともに,最終的には受講生各自が地域を探り,記述できることを目標とします。
授業計画と内容
第1回 地誌学とは何か(地域の記述から地誌学へ)
第2回 日本の構成(自然環境、領土、都道府県について考える)
第3回 沖縄(1)(沖縄の歴史的特色、日本における位置づけ)
第4回 沖縄(2)(沖縄戦と戦後占領がおよぼした影響)
第5回 沖縄(3)(沖縄の現代的課題)
第6回 水俣(1)(四大公害の歴史、水俣病の発生)
第7回 水俣(2)(水俣病の発生と地域の対応、企業や行政の対応)
第8回 水俣(3)(水俣の現代的課題、福島とのつながり)
第9回 広島(1)(広島の歴史的発展と原爆投下)
第10回 広島(2)(研座の復興と課題)
第11回 震災(1)(阪神・淡路大震災)
第12回 震災(2)(東日本大震災)
第13回 震災(3)(原子力発電所事故)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
日本地誌の理解を深めるために、新聞やTV、ネットニュースなどのマスコミに興味や関心を持ち、地域の情報に接してほしい。また、紹介した文献をできれば読破してほしい。
授業外の学習に必要な時間は1回の講義に対して4時間。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 最終授業で実施するまとめテストの内容を評価します。 |
平常点 | 20 | 授業への参加や毎時間のリアクションペーパー提出状況を含めて,総合的に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業で,映像や画像資料を紹介するので,授業後に視聴することが望ましい。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
授業者は中高での授業経験があります。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
中高社会科・地歴科で授業を行なうことを想定して,授業づくりに必要な情報を提供します。
テキスト・参考文献等
授業は,配布するレジュメ資料にもとづいて行う予定です。
「参考文献」
地理教育研究会編『地理授業でつかいたい教材資料』清水書院 2019
地理教育研究会編『知るほどおもしろくなる日本地理』日本実業出版社 平成28年