シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習2 C | 2024 | 秋学期 | 月1 | 法学部 | 鈴木 大悟 | スズキ ダイゴ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-004S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、クラスメイトとともに、学術の「基礎」についてさらに理解を深めます。本演習の春期シラバスを参照してください。春期の学習をベースに、より多面的・複層的な議論・論述を志向したいと思います。参加者個人の学問的関心や問題意識を尊重しつつ、単独あるいは共同で執筆や発表を行い、作業レベルを上げたいと考えています。
採り上げるテーマは春期同様に柔軟に選定しますが、私は「文学」(特に20世紀フランス文学)の教員でもありますので、たとえば20世紀における作家の状況、つまり戦争や革命の時代の文人のあり方について、テーマのひとつとすることを考えています。
科目目的
春期の演習では、皆さんが中央大学で学んでいくために必要な基礎的なスキル(図書館の利用方法、ライティングの基礎等)を体得することを目指しました。また、与えられた課題に関する短い文章を作成し、その構成についても確認したと思います。
春期の延長上にある秋期においては、これまで培った基礎をより確かなものとし、より高度な議論や立論を目指したいと思います。
到達目標
・図書館等を利用した学究資料(欧文も含む)の調査方法について体得する。
・Wordを使用したレポートの作成方法及び、引用方法をより確かなものとする。
・パワーポイントを使用したレジュメやプレゼン資料の応用的な作成方法を学ぶ。
・部や章を立てて議論を重層的に展開する方法や、視点の違いによる記述方法の違いについて学ぶ。
授業計画と内容
第1回 春学期の復習と秋学期の授業内容について
第2回 論旨の展開方法(弁証法的展開)
第3回 論旨の展開方法(譲歩的・付加的展開)
第4回 レポート作成 課題:夏休みに読んだ新書の書評的報告
第5回 レポートのフィードバック・検討
第6回 グループでのプレゼンテーション作成(1):課題の説明と選択
議題1(例):第一次世界大戦と世代論
議題2(例):ロシア革命とフランス共産党
議題3(例):第二次世界大戦と文化の擁護
第7回 グループでのプレゼンテーション作成(2):情報収集と構成内容の検討
第8回 グループでのプレゼンテーション作成(3):各グループの進捗状況報告
第9回 グループでのプレゼンテーション作成(4):プレゼン資料完成
第10回 プレゼンテーションの発表(前半)
第11回 プレゼンテーションの発表(後半)
第12回 期末レポートの作成について(前半)
第13回 期末レポートの作成について(後半)
第14回 総括:学術の基礎についての再確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 到達度確認の期末レポート(字数は要相談)。 文献調査、引用や註のルール、論理構成等の形式が整っているかの確認。 論の構成が複層的・多面的であるかの確認。 |
平常点 | 50 | 出席と授業参加(議論や発表、課題作成や提出等)を総合的に判断する。継続的な出席が評価の前提。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業中に適宜指示・配布する。
その他特記事項
履修生の関心や授業の進捗などによって、授業計画を柔軟に見直すつもりです。
計画はあくまでアウトラインと考えてください。
積極的な参加を期待しています。