シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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宇宙物理学特論第一 | 2024 | 前期 | 水4 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 坪井 陽子 | ツボイ ヨウコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-MP5-2C25
履修条件・関連科目等
天文学に関する知識は不要である。量子力学、統計力学、電磁気学、物理数学、力学など必須科目の履修を終了していることが必要。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
これまで学んできた基礎的な物理学の知識を応用して、宇宙で起こる諸現象を順次理解する。宇宙で起こる現象は極めて多彩であり、物理法則を基にこれらを理解するためには広い知識が必要である。さらに、どのようなデータが得られるかも紹介する。
科目目的
宇宙には極めて多彩な物理状態が存在する。地上にはない、極端な環境における物理を学ぶ。
到達目標
既に履修した物理を応用して宇宙の諸現象を理解できるようにする。
授業計画と内容
第1回 宇宙物理学の歴史
第2回 現代の宇宙物理学
第3回 星の距離・運動・明るさ
第4回 星の放射と質量・組成
第5回 星の誕生
第6回 星の進化
第7回 星の終焉
第8回 中性子星
第9回 ブラックホール
第10回 銀河系と暗黒物質
第11回 さまざまな銀河
第12回 宇宙の大規模構造
第13回 宇宙の始まりと終焉
第14回 到達度確認と総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業の中で適宜指示します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 講義中での発表、小レポート、小テストで評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:尾崎洋二著「宇宙科学入門」(東大出版会)
参考文献:Martin Harwit著「Astrophysical concepts」(Astronomy and Astrophysics Library)
戎崎俊一著「ゼミナール宇宙科学」(東京大学出版会)
杉本大一郎著「宇宙とその歴史」(放送大学教育振興会)